文:ラリーズ編集部
<卓球・ITTF世界ユース選手権2023 日程:11月26日~12月3日 場所:ノヴァ・ゴリツァ(スロベニア)>
28日、ITTF世界ユース選手権2023は大会3日目を迎え、男女団体4種目の優勝国が決まった。
U15女子日本代表が金メダル獲得
U15女子団体決勝では、日本と中国が対戦。1番では小塩悠菜(星槎中)がDING Yijieにフルゲームの末惜しくも敗れるも、2番で髙森愛央(ミキハウスJSC)がゲームカウント0-2からYAN Yutongを逆転で下し、マッチカウントを1-1に戻す。3番では竹谷美涼(貝塚二中)がCHEN Xianchangにフルゲームで敗れるも、4番で小塩がYAN Yutongをストレートで撃破し、ラストの5番では髙森がDING Yijieを撃破し、日本がマッチカウント3-2で勝利。
U15女子日本代表が中国越えを達成して、金メダルを獲得した。
写真:萩原啓至(愛工大名電高)/提供:WTT
U19男子団体決勝でも、日本と中国が対戦。1番で世界ランキング35位のエース・松島輝空(木下アカデミー)が温瑞博(ウェンルイボー)に敗れると、2番ではインターハイ2種目制覇の萩原啓至(愛工大名電高)が同9位の林詩棟(リンシドン)と対戦。1ゲームを奪うなど善戦するもゲームカウント1-3で敗れ、3番の吉山和希(岡山リベッツ)も黄友政(ファンユージェン)にストレート負け。
U19男子日本代表はマッチカウント0-3でU19男子中国代表に敗れ、銀メダル獲得となった。
写真:小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
U19女子団体決勝でも、日本と中国が対戦。1番では面手凛(山陽学園高)が世界ランキング41位の陳熠(チェンイー)に敗れるも、2番ではシニアの国際大会でも優勝経験のある小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)が徐奕(シューイ)を完封。勢いそのままに3番の青木咲智(四天王寺高)も2ゲームを先取して白星を掴みかけるが、相手の覃予萱(チェンユーシュアン)に逆転され、マッチカウント1-2で追い詰められる。
4番では小塩が陳熠から第1ゲームを奪うも、その後は陳熠のペースで試合を進められ、ゲームカウント1-3で敗北。U19女子日本代表は1マッチを奪ったもののU19女子中国代表に敗れ、銀メダル獲得となった。
U19男子団体決勝
日本 0-3 中国〇
松島輝空(木下アカデミー)0-3 温瑞博(ウェンルイボー)〇
6-11/7-11/7-11
萩原啓至(愛工大名電高)1-3 林詩棟(リンシドン)〇
6-11/11-8/4-11/6-11
吉山和希(岡山リベッツ)0-3 黄友政(ファンユージェン)〇
4-11/3-11/7-11
松島輝空(木下アカデミー)- 林詩棟(リンシドン)
萩原啓至(愛工大名電高)- 温瑞博(ウェンルイボー)
U19女子団体決勝
日本 1-3 中国〇
面手凛(山陽学園高)0-3 陳熠(チェンイー)〇
4-11/5-11/8-11
〇小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)3-0 徐奕(シューイ)
11-7/11-8/12-10
青木咲智(四天王寺高)2-3 覃予萱(チェンユーシュアン)〇
12-10/11-8/5-11/9-11/7-11
小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)1-3 陳熠(チェンイー)〇
11-9/5-11/6-11/4-11
面手凛(山陽学園高)- 徐奕(シューイ)
U15女子団体決勝
〇日本 3-2 中国
小塩悠菜(星槎中)2-3 DING Yijie〇
11-7/9-11/9-11/11-5/6-11
〇髙森愛央(ミキハウスJSC)3-2 YAN Yutong
9-11/7-11/12-10/11-9/11-8
竹谷美涼(貝塚二中)2-3 CHEN Xianchang〇
11-6/9-11/9-11/11-4/8-11
〇小塩悠菜(星槎中)3-0 YAN Yutong
11-7/11-9/11-8
〇髙森愛央(ミキハウスJSC)3-0 DING Yijie
11-5/11-7/11-7