世界ランク1位・孫穎莎がシングルスとダブルスで2冠　長﨑/木原ペアは準優勝＜卓球・WTT女子ファイナルズ名古屋2023＞

写真：孫穎莎（スンイーシャ・中国）/提供：WTT

大会報道世界ランク1位・孫穎莎がシングルスとダブルスで2冠　長﨑/木原ペアは準優勝＜卓球・WTT女子ファイナルズ名古屋2023＞

2023.12.18

＜卓球・WTT女子ファイナルズ名古屋2023　日程：2023年12月15～17日　場所：名古屋（日本）＞

17日、WTT女子ファイナルズ名古屋は最終日を迎え、女子シングルスと女子ダブルスの準決勝と決勝が行われた。

孫穎莎が2冠達成

女子シングルスでは、世界ランキング1位の孫穎莎（スンイーシャ・中国）と同4位の王藝迪（ワンイーディ・中国）が準決勝で白星を挙げ、決勝に勝ち進んだ。

決勝では、第1ゲームからデュースにもつれる接戦となるも、第1、第2、第4ゲームを制した孫穎莎が先に王手をかける。第3ゲームを制した王藝迪は第5ゲームを奪い、ゲームカウント2-3まで迫るも、第6ゲームは孫穎莎が持ち味の安定感のある両ハンド連打で打ち勝ち、ゲームカウントを4-2として試合終了。

世界ランキング1位の貫録を見せた孫穎莎が、同士討ちを制して見事優勝に輝いた。

写真：長﨑美柚と木原美悠（木下グループ）/提供：WTT

女子ダブルスでは、世界ランキング7位の長﨑美柚/木原美悠（木下グループ）ペアと同3位の孫穎莎/王曼昱（ワンマンユ・中国）ペアが準決勝を制して、決勝に進出した。

決勝は、第1ゲームを孫穎莎/王曼昱ペアが制するも、第2ゲームを長﨑/木原ペアが制し、序盤は互角の展開となる。しかし、続く第3ゲームは孫穎莎/王曼昱ペアが制し、第4ゲームは長﨑/木原ペアが10-8で先にゲームポイントを握るも、そこから10-12で逆転されて試合終了。前身大会のITTFグランドファイナルでのリベンジを果たされた長﨑/木原ペアは、惜しくも準優勝となった。

なお、この結果から孫穎莎は女子シングルスと女子ダブルスで2冠を達成した。