王曼昱、王楚欽が単複2冠 男子ダブルスでは馬龍がWTT初タイトルを獲得<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:王曼昱(ワンマンユ・中国)/提供:WTT

大会報道 王曼昱、王楚欽が単複2冠 男子ダブルスでは馬龍がWTT初タイトルを獲得<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2024>

2024.03.18

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTシンガポールスマッシュ2024 日程:2024年3月7~17日 場所:シンガポール>

17日、WTTシンガポールスマッシュは最終日を迎え、男女シングルス決勝が行われた。

王曼昱がシングルスとダブルスで2冠

女子シングルス決勝では、世界ランキング3位の王曼昱(ワンマンユ・中国)と同4位の王藝迪(ワンイーディ・中国)が対戦。


写真:王藝迪(ワンイーディ・中国)/提供:WTT

試合は、序盤から王曼昱がペースを握り、第1ゲームを先取する。すると、その勢いのまま王曼昱が第2、第3ゲームも連取し、あっという間に優勝に王手をかけた。王藝迪も意地を見せて第4ゲームを取り返すも、第5ゲームは王曼昱が11-1の大差で制して試合終了。ゲームカウント4-1で王曼昱が勝利し、グランドスマッシュ初優勝を飾った。また、王曼昱は女子ダブルスでも優勝し、大会2冠を達成した。


写真:王楚欽(ワンチューチン・中国)/提供:WTT

男子シングルス決勝では、世界ランキング2位の王楚欽(ワンチューチン・中国)と同5位の梁靖崑(リャンジンクン・中国)が対戦。今大会、張本智和(智和企画)やティモ・ボル(ドイツ)との激戦を制して勝ち上がってきた梁靖崑相手に、王楚欽は第1ゲームを先取し、続く第2ゲームも逆転で奪取する。

第3ゲームもデュースの末に王楚欽が逆転で制して、優勝に王手をかける。第4ゲームは梁靖崑が11-9で何とか奪取するも、第5ゲームは序盤に点差をつけた王楚欽が11-6で勝利。ゲームカウント4-1で王楚欽が梁靖崑を下し、グランドスマッシュ初優勝を果たした。また、王楚欽は混合ダブルスでも優勝し、大会2冠を達成した。


写真:馬龍(マロン)と林高遠(リンガオユエン・中国)/提供:WTT

なお、男子ダブルスでは馬龍(マロン)/林高遠(リンガオユエン・中国)ペアが樊振東(ファンジェンドン・中国)/王楚欽ペアを下して、優勝を飾った。この優勝が、馬龍にとってのWTT初タイトルとなった。

17日の試合結果

男子シングルス決勝

〇王楚欽(ワンチューチン・中国)4-1 梁靖崑(リャンジンクン・中国)

女子シングルス決勝

〇王曼昱(ワンマンユ・中国)4-1 王藝迪(ワンイーディ・中国)

WTTシンガポールスマッシュ2024最終結果

男子シングルス


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:王楚欽(ワンチューチン・中国)
2位:梁靖崑(リャンジンクン・中国)
3位:林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)、フェリックス・ルブラン(フランス)

女子シングルス


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

1位:王曼昱(ワンマンユ・中国)
2位:王藝迪(ワンイーディ・中国)
3位:陳夢(チェンムン・中国)、陳幸同(チェンシントン・中国)

男子ダブルス


写真:男子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:馬龍(マロン)/林高遠(リンガオユエン・中国)
2位:樊振東(ファンジェンドン)/王楚欽(ワンチューチン・中国)
3位:マティアス・ファルク/アントン・ケルベリ(スウェーデン)、張禹珍(ジャンウジン)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)

女子ダブルス


写真:女子ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:王曼昱(ワンマンユ)/陳夢(チェンムン・中国)
2位:鄭怡静(チェンイーチン)/李昱諄(リユジュン・チャイニーズタイペイ)
3位:木原美悠(木下グループ)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国)、デヌッテ・サラウ/倪夏蓮(ニーシャーリエン・ルクセンブルク)

混合ダブルス


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

1位:王楚欽(ワンチューチン)/孫穎莎(スンイーシャ・中国)
2位:林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)
3位:林昀儒(リンユンジュ)/陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)、張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命)

WTTシンガポールスマッシュ2024日本選手結果

男子シングルス

張本智和(智和企画):ベスト16
吉村真晴(TEAM MAHARU):ベスト32
戸上隼輔(明治大):1回戦敗退
松島輝空(木下グループ):1回戦敗退
宇田幸矢(明治大):予選3回戦敗退
田中佑汰(個人):予選2回戦敗退

女子シングルス

伊藤美誠(スターツ):ベスト8
張本美和(木下グループ):ベスト16
平野美宇(木下グループ):ベスト16
木原美悠(木下グループ):1回戦敗退
早田ひな(日本生命):1回戦敗退
長﨑美柚(木下グループ):1回戦敗退

男子ダブルス

戸上隼輔(明治大)/篠塚大登(愛知工業大):ベスト8

女子ダブルス

木原美悠(木下グループ)/朱芊曦(チュチョンヒ・韓国):3位
長﨑美柚(木下グループ)/金娜英(キムナヨン・韓国):ベスト16
平野美宇/張本美和(木下グループ):1回戦敗退

混合ダブルス

張本智和(智和企画)/早田ひな(日本生命):3位

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