"ブラジルの至宝"・カルデラノ、世界ランク2位・樊振東を撃破で決勝進出<卓球・WTTチャンピオンズ仁川2024> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)/提供:WTT

大会報道 “ブラジルの至宝”・カルデラノ、世界ランク2位・樊振東を撃破で決勝進出<卓球・WTTチャンピオンズ仁川2024>

2024.03.30

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTチャンピオンズ仁川2024 日程:2024年3月28~4月1日 場所:仁川(韓国)>

30日、WTTチャンピオンズ仁川は大会4日目を迎え、男子シングルス準決勝が行われた。

カルデラノ、樊振東を撃破

男子シングルス準決勝では、世界ランキング8位のウーゴ・カルデラノ(ブラジル)と同2位の樊振東(ファンジェンドン・中国)が対戦。今大会で、カルデラノは戸上隼輔(明治大)、樊振東は張本智和(智和企画)を撃破して勝ち上がってきていた。

試合は、序盤からカルデラノが流れを掴み、第1、第2ゲームを連取。続く第3ゲームは、樊振東が7-3までリードを広げるも、そこからカルデラノが逆転し、11-9でゲームを奪取。ゲームカウントを3-0とし、勝利に王手をかけた。

しかし、樊振東も簡単には崩れない。第4ゲームは一度もカルデラノにリードを渡すことなく11-6で制し、第5ゲームは7-3リードから7-7まで追いつかれる苦しい展開となるも、11-8で勝ち切り、ゲームカウントを2-3とした。

試合の流れは樊振東に傾きかけていたが、第6ゲームではカルデラノがスタートダッシュに成功し、5-0とリードする。樊振東も5-7まで追いつくも、そこからカルデラノが4ポイント連取で勝ち切り、試合終了。ゲームカウント4-2でカルデラノが樊振東を下し、31日の決勝に駒を進めた。

男子シングルス準決勝


写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT

〇ウーゴ・カルデラノ(ブラジル)4-2 樊振東(ファンジェンドン・中国)
11-6/11-8/11-9/6-11/8-11/11-5

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