文:ラリーズ編集部
<卓球 WTTコンテンダードーハ 2月28日~3月6日>
3日、2021年初の国際大会WTTコンテンダードーハに、TリーグサードシーズンMVPの早田ひな(日本生命・最新世界ランキング29位)が登場し、エリザベタ・サマラ(ルーマニア・同34位)にゲームカウント3-2で辛勝した。
早田vsサマラのサウスポー対決
写真:早田ひな(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部
早田は、2月27日に行われたTリーグのプレーオフファイナルで、日本生命レッドエルフの3連覇を決め、MVPを受賞し、約1年ぶりの国際大会である今大会に臨んでいる。
対するサマラも、同じくTリーグサードシーズンでプレーしていた。トップおとめピンポンズ名古屋でシングルス5勝6敗ながらも、このコロナ禍で隔離期間もある中、来日しチームを支えるプレーを見せていた。
写真:エリザベタ・サマラ(トップおとめピンポンズ名古屋)/提供:©T.LEAGUE
両選手とも今大会初試合となる中、第1ゲームを奪ったのはサマラ。持ち前のラリー力を活かし、早田のパワーにも対抗していく。しかし、早田も徐々に対応し、2ゲーム目を奪うと、3ゲーム目も先にゲームポイントを奪う。そこからサマラの猛追に合うが、12-10で何とか凌ぎ切った。
4ゲーム目はサマラに奪われ、5ゲーム目もリードを許す展開も最後は逆転で締め、1年ぶりの国際大会で勝利を収めた。
早田は続く2回戦で石川佳純(全農)とチャン・リリー(アメリカ)の勝者と対戦する。
WTTコンテンダードーハ女子シングルス1回戦
〇早田ひな 3-2 エリザベタ・サマラ
8-11/11-8/12-10/5-11/11-9
早田ひなインタビュー
写真:早田ひな(日本生命)/撮影:ラリーズ編集部
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