石川佳純/平野美宇ペア、初戦突破  "対話"で苦しい状況を打破<卓球・WTTコンテンダードーハ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:石川佳純・平野美宇ペア/提供:ittfworld

大会報道 石川佳純/平野美宇ペア、初戦突破  “対話”で苦しい状況を打破<卓球・WTTコンテンダードーハ>

2021.03.04

文:ラリーズ編集部

<卓球 WTTコンテンダードーハ 2月28日~3月6日 カタール・ドーハ>

2021年初の国際大会、WTTコンテンダードーハの女子ダブルス1回戦に石川佳純(全農)/平野美宇(日本生命)が登場し、ヤナ・ノスコワ/VOROBEVA Olga(ロシア)を下し、2回戦に駒を進めた。

東京五輪団体戦最有力ペア 石川・平野が登場

昨年3月のカタールオープン以来、国際大会がほとんどなかった影響で約1年ぶりのダブルス結成となった石川/平野ペア。ともに東京五輪代表に内定しており、団体戦ではこのペアの起用が有力視されている。

ともに今大会の女子シングルス1回戦は突破しており、単複ともに上位進出が期待されている。


写真:石川佳純・平野美宇ペア/提供:ittfworld

また、平野はTリーグ・日本生命レッドエルフで前田美優(日本生命)と組んだダブルスでサードシーズン5勝1敗と、仕上がりを見せている。

石川・平野が対話しながらしっかり勝利

試合は、1ゲーム目の接戦を日本ペアが制すも、2ゲーム目をロシアペアに奪われてしまう。ロシアペアのバックサービスからのラリー展開に思ったような試合運びができず、3ゲーム目も0-3となったところで日本側がタイムアウト。

「無理やり決めに行こうとしすぎている」「球が沈むからもう少し前に行かないと」などと石川、平野、馬場美香監督の三者で1分間のタイムアウトを使って話し合った。

そこから落ち着きを取り戻し、丁寧なラリーを展開した石川/平野ペア。第3ゲーム終了後のゲーム間にもしっかり会話し作戦を立て、プレーごとに声をかけあった。最後は石川が打ち抜き、11-5。ゲームカウント3-1で2回戦進出を決めた。

女子シングルス1回戦

〇石川佳純/平野美宇 3–1 ヤナ・ノスコワ/VOROBEVA Olga(ロシア)
11-9/7-11/11-8/11-5

特集・日本生命レッドエルフ


写真:日本生命レッドエルフメンバー/撮影:ハヤシマコ

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