文:ラリーズ編集部
<卓球 WTTコンテンダードーハ 2月28日~3月6日 カタール・ドーハ>
5日、東京五輪代表に内定している張本智和(木下グループ)が、WTTコンテンダー男子シングルス準々決勝で、趙大成(チョデソン・韓国)にゲームカウント3-1で勝利した。
張本智和vs趙大成 日韓同世代対決
写真:趙大成/提供:ittfworld
中国選手の参加していない今大会、第1シードに君臨する張本は、荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)、李尚洙(イサンス・韓国)を連破し、ベスト8まで勝ち上がってきた。
対するは韓国の18歳、趙大成。1回戦で宇田幸矢(明治大学)を3-2で下し、勝ち上がってきたサウスポーだ。Tリーグ2ndシーズンには岡山リベッツの一員としてプレーしており、フルゲームで張本にも勝利していた。
写真:張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld
試合は、第1ゲームの13-13から、台から少し出たサービスを趙大成がレシーブエースを決め、続くポイントもストレートへのバックドライブで張本のブロックを弾き飛ばし、第1ゲームは趙大成が先取した。
この試合、張本は積極的に相手に打たせラリーを展開していく。張本のブロック、カウンターには安定感があり、趙大成も焦りからか徐々に攻めのミスが目立ち始める。
第2、第3ゲームと連取した張本は、第4ゲームも逆転で奪い、見事準決勝進出を決めた。
男子シングルス準々決勝
〇張本智和 3-1 趙大成(韓国)
13-15/11-7/11-7/11-9
張本智和インタビュー
写真:張本智和(木下グループ)/提供:長田洋平/アフロスポーツ