文：ラリーズ編集部
＜東京五輪卓球競技 7月24日～8月6日 場所：東京体育館＞
2日、東京五輪卓球競技の男子団体1回戦に日本が登場した。オーストラリアを相手に1番ダブルスを先取した日本は、2番シングルスで張本智和（木下グループ）が完勝し、準々決勝進出に王手をかけた。
張本智和が登場
メダルを期待された男子シングルスでは、ダルコ・ヨルジッチ（スロベニア）に敗れベスト16に終わった張本。「借りは団体で返したい」と語っていた張本は、デイビッド・パウエルを相手に2番シングルスに登場した。
初球からチキータでノータッチエースを奪った張本は、攻めの姿勢を見せていく。しかし、パウエルもゆっくりとしたドライブを軸に張本の速攻を崩そうと試行錯誤してくる。第2ゲーム中盤までタイミングに苦戦するも徐々にアジャストした張本が、2ゲームを連取した。
第3ゲーム序盤はパウエルが捨て身の戦術でリードを奪うも、張本がじりじりと追い上げ、見事逆転勝ち。初の五輪団体戦、張本がしっかりと勝利を収めた。
続く3番シングルスでは水谷隼（木下グループ）がヤン・シンと対戦する。
男子団体1回戦
日本 2-0 ハンガリー
〇水谷隼/丹羽孝希 3-0 フー・ヘミング/ヤン・シン
11-7/11-3/11-8
〇張本智和 3-0 デイビッド・パウエル
11-4/11-9/11-7
水谷隼 – ヤン・シン
張本智和 – フー・ヘミング
丹羽孝希 – デイビッド・パウエル
張本智和インタビュー
写真：張本智和（木下グループ）/提供：長田洋平/アフロスポーツ
