文:ラリーズ編集部
<アジア選手権2021 日時:9月28日~10月5日 場所:カタール・ドーハ>
30日、アジア選手権は3日目を迎え、日本女子が団体準決勝に臨み、中国香港を相手に3-0で勝利した。
安藤、早田、佐藤で3-0勝ち
29日の準々決勝インド戦では、芝田沙季(ミキハウス)、長﨑美柚(日本生命)、佐藤瞳(ミキハウス)のオーダーで臨んだ日本女子。しかし、芝田は2試合ともにフルゲームで辛勝、長﨑はフルゲームで敗戦と、マッチカウント3-1で勝利したものの快勝とはならなかった。
迎えた準決勝ではオーダーを変え、安藤みなみ(トップ名古屋)、早田ひな(日本生命)、佐藤の3選手が起用された。
写真:安藤みなみ(TOP名古屋)/撮影:ラリーズ編集部
今年の2月にプロ転向を果たした安藤は、アジア選手権選考会も2位通過し、直近のWTTスターコンテンダードーハでは早田に敗れたものの女子シングルスベスト8に入った。この試合では朱成竹(ジュチェンジュ)を相手に、フルゲームまでもつれ込むも勝利し、1番で貴重な白星をあげた。
安藤のバックの変化系表ソフトによる前後の揺さぶりとフォアの強烈なスマッシュによる左右の広角な打ち分けは、世界でも十分に通用することを示した。
写真:佐藤瞳(ミキハウス)/提供:新華社/アフロ
続く2番では早田と、世界ランキング13位の杜凱琹(ドゥホイカン)のエース対決に。接戦が予想されたが、早田がゲームカウント3-0で圧勝と日本に流れをグッと引き寄せる。その勢いのまま、佐藤が3番を締め、日本女子は決勝進出を決めた。
決勝では韓国との対戦が決まっている。
準決勝 日本 3-0 中国香港
〇安藤みなみ 3-2 朱成竹
11-6/9-11/11-4/14-16/11-8
〇早田ひな 3-0 杜凱琹
11-8/11-4/11-9
〇佐藤瞳 3-0 呉穎嵐
11-6/11-9/11-6
安藤みなみインタビュー(2021年2月公開)
写真:安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)/撮影:田口沙織