文：ラリーズ編集部
＜世界選手権個人の部（世界卓球2021）ヒューストン大会 日時：11月23日～29日 場所：アメリカ・ヒューストン＞
23日、世界選手権が開幕し、混合ダブルス1回戦には宇田幸矢（明治大学）/芝田沙季（ミキハウス）ペアが登場。ワン・ユージン/チャン・モー（カナダ）ペア相手に3-2で勝利した。勝利した宇田・芝田ペアは2回戦で張本智和（木下グループ）・早田ひな（日本生命）ペアと対戦する。
試合後、宇田・芝田ペアが報道陣の質問に答えた。
宇田幸矢・芝田沙季コメント
最後は宇田が決めてくれたが
芝田：最後の最後で一番良いプレーをしてくれて、やっぱり頼りになります。良いボールで決めてくれました。
痛めたという左肩の調子は？
宇田：身体の調子というのはそんなに良くなってないんですけど、1試合目で自分がどれくらいできるのかがわかったので、その中で戦術を立てられたのは、今のダブルスの試合ではよかったのかなと。
（フォアで）自分の持っているパワーをすべて出してしまうと肩への負担が大きいので、できるだけ下がらずに相手のボールの威力を利用するような形でフォアハンドを打っていました。
ただ最後は下がって思い切り回り込んでのフォアだったが
最後は「これが入れば決まる」くらいの気持ちで打ちました。怖かったですけどラスト1本だったので。ここで痛くなっても今日は最後の試合だったのもあり、打ちました。
すごく声をかけていたが
芝田：ミスをしててもとりあえず「大丈夫」って言おうとお互いに決めてました。どっちがミスしても「大丈夫」と。
気持ちの部分は世界選手権では大きいし、ミックスも初めて組ませてもらってるので、自分としては宇田選手に良いプレーをしてほしいとなったときに、気持ちの部分でプレッシャーを減らせるように、二人で話して「大丈夫」と言うようにしてました。
宇田：初めて組むので、ミスしてもお互いの責任、点とってもお互いがとったと考えて、ミスして消極的になるよりは「大丈夫」と声をかけて、良いところをまず出して結果がどうなるかだと思って挑みました。
混合ダブルス1回戦
〇宇田幸矢（明治大学）/芝田沙季（ミキハウス） 3-2 ワン・ユージン/チャン・モー（カナダ）
11-9/9-11/11-6/10-12/12-10
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