"アメリカ卓球界の星"カナック・ジャー、前回3位下す金星<世界卓球2021> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:カナック・ジャー(アメリカ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 “アメリカ卓球界の星”カナック・ジャー、前回3位下す金星<世界卓球2021>

2021.11.24

文:ラリーズ編集部

<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>

23日、世界選手権が開幕し、男子シングルス1回戦で地元アメリカのカナック・ジャーが、2019年世界卓球男子シングルス3位の安宰賢(アンジェヒョン・韓国)を破る金星をあげた。

地元の星が勝利

今回の世界選手権は史上初のアメリカ開催となっている。地元の期待を背負ってメインコートに登場したのが、21歳のカナック・ジャーだ。世界ランキング31位と世界でも上位に入るアメリカのエースで、ドイツ・ブンデスリーガでも腕を磨き、近年力をつけている。開幕前には王曼昱(ワンマンユ・中国)と混合ダブルスを組むことでも話題となった。


写真:カナック・ジャー(アメリカ)、王曼昱(ワンマンユ・中国)ペア/撮影:ラリーズ編集部

相手は2019年の世界選手権で張本智和(木下グループ)を破り、3位に入った安宰賢(アンジェヒョン・韓国)だったが、ラリーで互角の展開を演じ、見事ジャーがゲームカウント4-3で勝利を収めた。勝利したジャーは、FENG Yi-Hsin(チャイニーズタイペイ)とアンドレイ・ガチーナ(クロアチア)の勝者と対戦する。アメリカの星がどこまで勝ち上がるのか注目だ。

男子シングルス1回戦

〇カナック・ジャー(アメリカ) 4-3 安宰賢(アンジェヒョン・韓国)
11-9/10-12/5-11/11-8/11-9/5-11/11-7

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