文:ラリーズ編集部
<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>
現地時間27日、世界選手権は5日目を迎え、男子シングルス準々決勝でティモ・ボル(ドイツ)がカナック・ジャー(アメリカ)にゲームカウント4-2で勝利し、準決勝進出を決めた。
ボル不調も経験の差でラリーを制す
第1、第2ゲームを互いに取り、第3ゲームのデュースをティモ・ボルが制した。
写真:ティモ・ボル(ドイツ)/撮影:ラリーズ編集部
ボルは試合中、脇腹に痛みを覚え、強打から安定重視のプレーへの変更を余儀なくされた。しかし、回転量の多いループドライブを軸に安定した両ハンド攻撃、ブロックでカナックを左右に振り回し、先に3ゲームを取った。カナックも1ゲームを返すが、戦術の幅広さを見せたボルが第6ゲームも取り、準決勝進出を決めた。
写真:カナック・ジャー(アメリカ)/撮影:ラリーズ編集部
ボルは2011年大会以来のベスト4となる。準決勝ではトルルス・モーレゴード(スウェーデン)とクアドリ・アルナ(ナイジェリア)の勝者と対戦する。
男子シングルス準々決勝
写真:ティモ・ボル(ドイツ)とカナック・ジャー(アメリカ)/撮影:ラリーズ編集部
ティモ・ボル(ドイツ) 4-2 カナック・ジャー(アメリカ)
4-11/11-5/12-10/11-7/9-11/11-7
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