宇田/戸上ペア、"超攻撃型卓球"で熱戦を制す 男子複で2017年以来のベスト4入り<世界卓球2021> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:宇田幸矢・戸上隼輔(ともに明治大)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 宇田/戸上ペア、”超攻撃型卓球”で熱戦を制す 男子複で2017年以来のベスト4入り<世界卓球2021>

2021.11.28

文:ラリーズ編集部

<世界選手権個人の部(世界卓球2021)ヒューストン大会 日時:11月23日~29日 場所:アメリカ・ヒューストン>

現地時間27日、世界選手権は5日目を迎え、男子ダブルス準々決勝に宇田幸矢/戸上隼輔(ともに明治大)ペアが登場。ゲームカウント3-1で勝利し、ベスト4入りを決めた。

宇田・戸上の超攻撃型卓球が炸裂

序盤からフォアハンドの引き合いが続いた第1ゲームのデュースを宇田/戸上ペアが制する。第2ゲームでも宇田、戸上のチキータ&ドライブが得点源となるが、後半にポール・ドリンコール/リアム・ピッチフォード(イングランド)ペアが追い上げ、逆転で1ゲームを取り返した。


写真:ポール・ドリンコール/リアム・ピッチフォード(イングランド)/撮影:ラリーズ編集部

第3ゲームはドリンコールのコースを突いたドライブに日本ペアが苦しむも、宇田のストレートへの台上技術やドライブがはまり勝利に王手をかける。第4ゲームでも宇田・戸上の猛攻が得点を重ね、最後は戸上のフォアサイドへのドライブが決め手となった。

勝利した宇田/戸上ペアは、準決勝で何鈞傑(フージェンジェ)/黄鎮廷(ウォンチュンティン・中国香港)ペアと張禹珍(チャンウジン)/林鐘勲(イムジョンフン・韓国)ペアの勝者と対戦する。宇田/戸上ペアは初出場にして初のメダル獲得となる。

男子ダブルス準々決勝


写真:宇田幸矢・戸上隼輔(ともに明治大)/撮影:ラリーズ編集部

〇宇田幸矢/戸上隼輔 3-1 ポール・ドリンコール/リアム・ピッチフォード(イングランド)
12-10/10-12/12-10/11-5

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