馬龍、許昕、劉詩雯らが出場 中国勢が2022年初の国際大会へ<WTTマカオ見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:馬龍(マロン・中国)/提供:ロイター/アフロ

大会報道 馬龍、許昕、劉詩雯らが出場 中国勢が2022年初の国際大会へ<WTTマカオ見どころ>

2022.01.19

文:ラリーズ編集部

<WTTマカオ 日時:1月19日~23日 場所:中華人民共和国マカオ特別行政区>

19日からマカオにてWTT大会が開かれる。今大会は中国勢を中心に、香港やマカオ、ポーランドやオランダの選手が参戦する。

男子シングルス見どころ


写真:許昕(シュシン・中国)/提供:ITTF

男子シングルスの注目は馬龍(マロン・中国)、許昕(シュシン・中国)だ。東京五輪以降、国際大会への出場がなかった2名が今年初めて国際大会に参戦する。同士討ちが避けられない状況で、様々な大舞台を制してきた2選手が王座を勝ち取るのか。


写真:樊振東(ファンジェンドン・中国)/提供:WTT

また、世界選手権、WTTカップファイナルを制した樊振東(ファンジェンドン・中国)や林高遠(リンガオユエン・中国)など中国代表の選手が多数参戦する。初戦から白熱した試合になることが期待される。

女子シングルス見どころ


写真:王曼昱(ワンマンユ・中国)/撮影:ラリーズ編集部

女子シングルス注目は王曼昱(ワンマンユ・中国)と孫穎莎(スンイーシャ・中国)だ。王曼昱は世界選手権女王、孫穎莎もWTTカップファイナル女王として今大会の優勝候補として挙げられる。他にも陳夢(チェンムン・中国)や王藝迪(ワンイーディー・中国)といった実力者が優勝を狙う。


写真:劉詩雯(リュウスーウェン・中国)/提供:ITTFworld

女子シングルスでも劉詩雯(リュウスーウェン・中国)が久々の国際大会出場となる。東京五輪以来の国際大会となるが、優勝をつかみ取ることはできるのか期待がかかる。他にも香港のエース・杜凱琹(ドゥホイカン・中国香港)が上位進出を狙う。

混合ダブルス見どころ


写真:許昕(写真左)/劉詩雯/提供:ITTF

混合ダブルスもまたハイレベルな戦いとなる。世界選手権優勝の王楚欽(ワンチューチン・中国)/孫穎莎ペア、それから東京五輪混合ダブルス準優勝の許昕/劉詩雯ペアが登場し優勝候補のペアとして上位進出が期待される。


写真:梁靖崑(リャンジンクン・中国)と陳夢(チェンムン・中国)/撮影:ラリーズ編集部

他、梁靖崑(リャンジンクン・中国)/陳夢ペアや林高遠/王曼昱ペアといった実力者同士のペアの活躍にも注目したい。

WTT(World Table Tennis)とは

ITTF(国際卓球連盟)が新たにスタートさせた、卓球の国際大会の新シリーズのこと。

これまで開催していたITTFワールドツアーを廃し、新たに、五輪・世界選手権に並ぶ最上級カテゴリーの大会として、グランドスマッシュを位置づける。その他に「カップファイナル」、「チャンピオン」、「スターコンテンダー」、「コンテンダー」などのカテゴリー別大会が開催される。


図:WTT概要/作成:ラリーズ編集部

【動画】Rallys人気企画 卓球部潜入

【連載】なぜ中国は卓球が強いのか?

>>水谷隼や丹羽孝希が語る!なぜ中国は卓球が強いのか