文:ラリーズ編集部
<WTTフィーダードーハ 日時:3月13日~17日 場所:カタール・ドーハ>
WTTシンガポールスマッシュ2022が開催されている裏側で、13日からWTTフィーダードーハがカタールで開催されている。
今大会には、日本男子からは神巧也(T.T彩たま)、及川瑞基(木下グループ)、渡部民人(星槎中)、女子からは長﨑美柚(日本生命)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)、小塩悠菜(星槎中)が出場している。
今回は15日までの結果をお伝えする。
日本男子は3選手とも敗退
男子シングルスでは、13歳の渡部が予選1回戦を勝利したものの、予選2回戦でイリ・マルティンコ(チェコ)に敗れ、本戦進出とはならず。
本戦から登場の神は、WONG Qi Shen(マレーシア)を1回戦で下すも、2回戦で中国式ペンホルダーの徐海東(シューハイドン・中国)にゲームカウント1-4で苦杯を喫した。また、及川も初戦から中国選手の劉丁碩(リュウディンシュオ)と激突し、ゲームカウント1-4で敗れた。
また、神/及川は男子ダブルスにエントリーしていたが、神の腰痛の影響で棄権となっている。
日本女子は中国勢を打ち破り3回戦へ
写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
女子シングルスでは、予選から出場の張本が、予選1回戦で15歳のQIN Yuxuan(中国)に勝利するなど本戦出場を決めたが、小塩は予選1回戦で敗れ姿を消した。
張本は、本戦から登場の長﨑、木原、森とともに本戦3回戦まで駒を進めている。森は1回戦で15歳のZONG Geman(中国)に、張本は2回戦で斉菲(中国)から勝ち星をあげている。張本は3回戦でも張瑞(ジャンルイ・中国)と対戦予定だ。
女子ダブルスでは長﨑/木原が準々決勝まで勝ち進んでおり、張瑞(ジャンルイ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)の中国ペアと相まみえる。
今大会は世界ランキング39位の銭天一(チェンティエンイ)ら中国勢も参戦しており、日本勢の上位進出には中国越えは必至だ。
16日日本選手試合予定
女子ダブルス準々決勝
長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) – 張瑞(ジャンルイ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)
女子シングルス3回戦
長﨑美柚(日本生命)- CHANG Li Sian Alice(マレーシア)
張本美和(木下卓球アカデミー) – 、張瑞(ジャンルイ・中国)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)- Hana ARAPOVIC(クロアチア)
森さくら(日本生命) – Minhyung JEE(オーストラリア)