張本美和ら日本女子、中国越えに挑む 男子は中国の壁崩せず<卓球・WTTフィーダードーハ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本美和(木下卓球アカデミー)/提供:WTT

大会報道 張本美和ら日本女子、中国越えに挑む 男子は中国の壁崩せず<卓球・WTTフィーダードーハ>

2022.03.16

文:ラリーズ編集部

<WTTフィーダードーハ 日時:3月13日~17日 場所:カタール・ドーハ>

WTTシンガポールスマッシュ2022が開催されている裏側で、13日からWTTフィーダードーハがカタールで開催されている。

今大会には、日本男子からは神巧也(T.T彩たま)、及川瑞基(木下グループ)、渡部民人(星槎中)、女子からは長﨑美柚(日本生命)、木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)、小塩悠菜(星槎中)が出場している。

今回は15日までの結果をお伝えする。

日本男子は3選手とも敗退

男子シングルスでは、13歳の渡部が予選1回戦を勝利したものの、予選2回戦でイリ・マルティンコ(チェコ)に敗れ、本戦進出とはならず。

本戦から登場の神は、WONG Qi Shen(マレーシア)を1回戦で下すも、2回戦で中国式ペンホルダーの徐海東(シューハイドン・中国)にゲームカウント1-4で苦杯を喫した。また、及川も初戦から中国選手の劉丁碩(リュウディンシュオ)と激突し、ゲームカウント1-4で敗れた。

また、神/及川は男子ダブルスにエントリーしていたが、神の腰痛の影響で棄権となっている。

日本女子は中国勢を打ち破り3回戦へ


写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT

女子シングルスでは、予選から出場の張本が、予選1回戦で15歳のQIN Yuxuan(中国)に勝利するなど本戦出場を決めたが、小塩は予選1回戦で敗れ姿を消した。

張本は、本戦から登場の長﨑、木原、森とともに本戦3回戦まで駒を進めている。森は1回戦で15歳のZONG Geman(中国)に、張本は2回戦で斉菲(中国)から勝ち星をあげている。張本は3回戦でも張瑞(ジャンルイ・中国)と対戦予定だ。

女子ダブルスでは長﨑/木原が準々決勝まで勝ち進んでおり、張瑞(ジャンルイ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)の中国ペアと相まみえる。

今大会は世界ランキング39位の銭天一(チェンティエンイ)ら中国勢も参戦しており、日本勢の上位進出には中国越えは必至だ。

16日日本選手試合予定

女子ダブルス準々決勝

長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) – 張瑞(ジャンルイ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)

女子シングルス3回戦

長﨑美柚(日本生命)- CHANG Li Sian Alice(マレーシア)
張本美和(木下卓球アカデミー) – 、張瑞(ジャンルイ・中国)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)- Hana ARAPOVIC(クロアチア)
森さくら(日本生命) – Minhyung JEE(オーストラリア)

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