文:ラリーズ編集部
<WTTフィーダードーハ 日時:3月13日~17日 場所:カタール・ドーハ>
WTTシンガポールスマッシュ2022が開催されている裏側で、13日からWTTフィーダードーハがカタールで開催されている。
大会4日目となった16日、女子シングルスと女子ダブルスで勝ち残っていた日本勢が試合に臨み、17歳の木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)が女子シングルスでベスト4まで勝ち残った。
中国勢に挑んだ日本女子
女子ダブルスで準々決勝まで勝ち上がっていた長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)と“Wみゆう”ダブルスは、張瑞(ジャンルイ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)の中国ダブルスに挑んだ。2019年のグランドファイナル女王の“Wみゆう”ダブルスだったが、各ゲーム競り合うもゲームカウント1-3で惜しくも敗れた。
写真:木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)/提供:WTT
女子シングルスには、長﨑、木原、森さくら(日本生命)、張本美和(木下卓球アカデミー)が3回戦に臨み、長﨑、木原、森が勝利したものの、張本は張瑞(ジャンルイ・中国)に苦杯を喫した。敗れはしたものの、25歳の張瑞(ジャンルイ・中国)に対して、13歳の張本はフルゲームまで食い下がり、次に繋がる敗戦となった。
続く準々決勝では、長﨑が石洵瑶(シーシュンヤオ・中国)に、森が劉瑋珊(リュウウェイシャン・中国)に惜しくも敗れたが、木原が張瑞(ジャンルイ・中国)をゲームカウント4-2で下し、準決勝進出を決めている。
写真:劉瑋珊(リュウウェイシャン・中国)/提供:WTT
世界ランキング47位の22歳・劉瑋珊(リュウウェイシャン・中国)に対し、同51位の17歳・木原がどのようなプレーを見せてくれるのか。木原の戦いから目が離せない。
16日日本選手試合結果
女子ダブルス準々決勝
〇長﨑美柚(日本生命)/木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) 1–3 張瑞(ジャンルイ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)〇
8-11/6-11/11-6/11-13
女子シングルス3回戦
〇長﨑美柚(日本生命)4-0 CHANG Li Sian Alice(マレーシア)
11-7/11-4/11-4/11-5
張本美和(木下卓球アカデミー) 3–4 張瑞(ジャンルイ・中国)〇
11-8/10-12/11-5/4-11/6-11/11-5/3-11
〇木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)4-0 Hana ARAPOVIC(クロアチア)
11-9/11-8/11-5/11-2
〇森さくら(日本生命) 4–3 Minhyung JEE(オーストラリア)
7-11/7-11/11-4/8-11/11-5/11-7/11-4
女子シングルス準々決勝
長﨑美柚(日本生命)1-4 石洵瑶(シーシュンヤオ・中国)〇
11-5/9-11/7-11/8-11/5-11
〇木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)4-2 張瑞(ジャンルイ・中国)
11-5/8-11/11-8/8-11/11-9/11-5
森さくら 3-4 劉瑋珊(リュウウェイシャン・中国)〇
11-5/10-12/9-11/6-11/11-8/11-7/6-11
17日日本選手試合予定
女子シングルス準決勝
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎) – 劉瑋珊(リュウウェイシャン・中国)