文:ラリーズ編集部
<卓球・WTTコンテンダーマスカット2022 日程:9月5日~10日 場所:マスカット(オマーン)>
9日、WTTコンテンダーマスカットは大会4日目を迎え、男女シングルス、男女ダブルスの4種目のファイナリスト、混合ダブルスのチャンピオンが決まった。
中国の新鋭が決勝進出
男子シングルスでは、世界ランキング521位、21歳のLIANG Yanning(中国)が快進撃を見せている。1回戦で第2シードのパトリック・フランチスカ(ドイツ)をフルゲームの末破り、準決勝では荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)をゲームカウント0-2のビハインドから逆転し、決勝進出を決めた。
写真:張禹珍(ジャンウジン・韓国)/提供:WTT
そんなLIANG Yanningは、決勝で東京五輪韓国代表で世界ランキング28位の張禹珍(ジャンウジン)と対戦する。張禹珍は準々決勝で第1シードのダルコ・ヨルジッチ(スロベニア)、準決勝でカナック・ジャー(アメリカ)を下しての決勝進出となっており、決勝でも好試合が期待される。
今大会台風の目となっているLIANG Yanningは、勢いそのままに優勝を飾ることができるか。
崔孝珠が決勝進出
写真:崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)/提供:WTT
女子シングルスでは、第1シードのソフィア・ポルカノバ(オーストリア)を下した崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)が、準決勝で陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)にゲームカウント4-2で勝利し、決勝進出を決めた。
決勝では陳幸同(チェンシントン・中国)との対戦となる。今大会女子シングルスでは1ゲームしか落とさず、圧倒的な安定感を見せている陳幸同とどのような試合を繰り広げるか、注目が集まる。
LIU Yebo/陳幸同ペアが同士討ちを制す
写真:LIU Yebo/陳幸同(チェンシントン・中国)/提供:WTT
混合ダブルスでは決勝戦が行われ、徐海東(シュハイドン)/WU Yangchen(中国)ペアとの同士討ちを制したLIU Yebo/陳幸同(チェンシントン・中国)ペアが優勝を飾った。
陳幸同は女子シングルス、女子ダブルスでも決勝進出を決めており、本日行われる2種目の決勝戦でも勝利し、見事3冠を果たすことができるか。
最終日試合予定
男子シングルス決勝
LIANG Yanning(中国)‐ 張禹珍(ジャンウジン・韓国)
女子シングルス決勝
崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)‐ 陳幸同(チェンシントン・中国)
男子ダブルス決勝
賽林威(サイリンウェイ)/牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)- 李尚洙(イサンス)/安宰賢(アンジェヒョン・韓国)
女子ダブルス決勝
陳幸同(チェンシントン)/銭天一(チェンティエンイ・中国)- チャン・リリー(アメリカ)/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)