張禹珍が男子シングルスV 女子は陳幸同が3冠を果たす<卓球・WTTコンテンダーマスカット> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張禹珍(ジャンウジン・韓国)/提供:WTT

大会報道 張禹珍が男子シングルスV 女子は陳幸同が3冠を果たす<卓球・WTTコンテンダーマスカット>

2022.09.12

文:ラリーズ編集部

<卓球・WTTコンテンダーマスカット2022 日程:9月5日~10日 場所:マスカット(オマーン)>

10日、WTTコンテンダーマスカットは大会最終日を終え、全ての種目でチャンピオンが決まった。

丹羽、神は惜しくも初戦敗退

今大会、日本からは丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)が本戦1回戦、神巧也(ファースト)が予選1回戦から出場した。


写真:神巧也(ファースト)/提供:WTT

神は予選1回戦で牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)と対戦。積極的なフォアハンドドライブで1ゲームを奪ったが、攻守のバランスのとれた牛冠凱の前に、ゲームカウント1-3で惜しくも敗れた。


写真:丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)/提供:WTT

丹羽孝希は、本戦1回戦でベネディクト・デューダ(ドイツ)と対戦。ラリー戦で優位に立った丹羽が2ゲームを連取するも、中陣での粘り強いフォアハンドを見せたデューダに逆転を許し、フルゲームの末惜しくも敗退した。

張禹珍が男子シングルスを制す

男子シングルスでは、第1シードのダルコ・ヨルジッチ(スロバキア)を破った張禹珍(ジャンウジン・韓国)と、パトリック・フランチスカ(ドイツ)、荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)に勝利し、ノーシードながら快進撃を見せた21歳の新鋭 LIANG Yanning(中国)の対決となった。


写真:LIANG Yanning(中国)/提供:WTT

フルゲームにもつれる激しい打撃戦となったが、最終ゲームにサービス、レシーブで先手を取った張禹珍が見事勝利を収め、喜びを爆発させた。

陳幸同が3冠を成し遂げる

女子シングルスでは、先月のWTTフィーダーパナギュリシテでも優勝を飾った陳幸同(チェンシントン・中国)と、第1シードのソフィア・ポルカノバ(オーストリア)を下して決勝に進んだ崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)の対決となった。


写真:陳幸同(チェンシントン・中国)/提供:WTT

今大会1ゲームしか落とさない安定感で決勝に進んだ陳幸同は、決勝でも巧みなコース取りとパワフルな両ハンドを見せ、ゲームカウント4-0のストレートで勝利。2大会連続の優勝となった。また、陳幸同は今大会女子ダブルス、混合ダブルスでも優勝しており、見事3冠に輝いた。

最終結果

男子シングルス

優勝:張禹珍(ジャンウジン・韓国)
準優勝:LIANG Yanning(中国)
3位:カナック・ジャー(アメリカ)、荘智淵(チュアンチーユエン・チャイニーズタイペイ)


写真:男子シングルス表彰式/提供:WTT

女子シングルス

優勝:陳幸同(チェンシントン・中国)
準優勝:崔孝珠(チェヒョジュ・韓国)
3位:陳思羽(チェンズーユ・チャイニーズタイペイ)、銭天一(チェンティエンイ・中国)


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

男子ダブルス

優勝:賽林威(サイリンウェイ)/牛冠凱(ニュウグァンカイ・中国)
準優勝:安宰賢(アンジェヒョン)/李尚洙(イサンス・韓国)
3位:徐海東(シュハイドン)/LIANG Yanning(中国)、ハーメット・デサイ/Manav Vikash THAKKAR(インド)

女子ダブルス

優勝:陳幸同(チェンシントン)/銭天一(チェンティエンイ・中国)
準優勝:チャン・リリー(アメリカ)/バラボラ・バラージョバー(スロバキア)
3位:崔孝珠(チェヒョジュ)/リー・ジオン(韓国)、FAN Shuhan/XU Yi(中国)


写真:女子シングルス表彰式/提供:WTT

混合ダブルス

優勝:陳幸同(チェンシントン)/LIU Webo(中国)
準優勝:徐海東(シュハイドン)/WU Yangchen(中国)
3位:周启豪(ジョウチーホウ)/銭天一(チェンティエンイ・中国)、林鐘勲(イムジョンフン)/申裕斌(シンユビン・韓国)


写真:混合ダブルス表彰式/提供:WTT

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