＜卓球・シンガポールスマッシュ2023　日時：3月7日～19日　場所：シンガポール＞

WTT最高峰の大会である、シンガポールスマッシュ2023は本戦が開催中。14日の女子シングルス2回戦では、木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）が、王曼昱（ワンマンユ・中国）にゲームカウント0-3で敗れた。

木原美悠が世界王者に敗れる

女子シングルス2回戦に登場した木原は、世界卓球2021チャンピオンの王曼昱（ワンマンユ・中国）との対戦となった。

写真：木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）/撮影：ラリーズ編集部

第1ゲームでは3-9とリードを許した木原だったが、緩急のあるバックハンドと、決定力のあるフォアスマッシュを武器に追い上げを見せる。

ラリー戦で王を左右に揺さぶり得点する好プレーも随所に見られた木原だが、2ゲームを連取され後がない状況となる。

第3ゲームでは10-4とゲームポイントを握るも、王が驚異の6点連続得点でデュースに突入。

写真：王曼昱（ワンマンユ・中国）/撮影：ラリーズ編集部

最後は木原のバックハンドに粘り勝った王が勝負を決め、試合終了。中国トップ選手に善戦した木原だったが、惜しくも2回戦敗退となった。

木原美悠コメント

試合を振り返って

前半は自分の持ち味を生かせずに試合が進んでいってしまいました。第3ゲームで相手のボールに慣れ始め、調子も上がってきたのですが、5ゲームマッチの今試合では手遅れでした。

第3ゲームでは自分が先にマッチポイントを握る展開もありましたが、あと一点、その一線を越える戦術を取ることが出来なかったです。細かいミスの少なさが、自分と中国トップ選手とでは大きく違うように思えました。

自分の技術はほとんど通用しなかったけれど、スマッシュやミート打ちでは少しは相手を崩すことができたのかなと思いました。

今後の抱負

国内では、Tリーグで勝利することに重点を置こうと思います。

国際大会では、強敵との対戦になったときに、今日の試合を思い出して、肘を台にぶつけないように頑張ろうと思います（笑）

女子シングルス2回戦

木原美悠（JOCエリートアカデミー/星槎）0-3 王曼昱（ワンマンユ・中国）〇
8-11/6-11/11-13

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