文:ラリーズ編集部
<WTTコンテンダーチュニス2023 日程:6月20日~25日 場所:チュニス(チュニジア)>
6月20日から開幕した、WTTコンテンダーチュニス2023。大会2日目の21日には各種目の予選が行われた。
神、英田が予選突破
男子シングルス予選2回戦には、神巧也(ファースト)、英田理志(HRマネージメント)、松島輝空(木下アカデミー)の3選手が出場。
英田は予選2回戦では完勝し、予選3回戦では本戦出場をかけ17歳のCHEN Yuanyu(中国)と対戦した。第1ゲームのデュースの接戦を勝ち切ると、第2ゲームでもアグレッシブなプレーでゲームを連取した英田。
写真:英田理志(HRマネージメント)/提供:WTT
第3ゲームこそ奪われたものの、鋭い両ハンドドライブで得点を重ねた英田が第4ゲームを圧倒し勝利。予選突破を決めた。
神は予選2回戦ではJules ROLLAND(フランス)との対戦となった。先に2ゲーム奪われ追い込まれたが、粘り強いラリーを見せた神が逆転。フルゲームで勝利を収め、予選3回戦へ進出した。
3回戦ではAmir Hossein HODAEI(イラン)と対戦。相手の思い切りの良い両ハンドに押され、2ゲームを連取され後が無くなった神。
第3ゲームを取り返すも、第4ゲームでは2-7までリードされ、マッチポイントを握られる場面もあり追い込まれた神だったが、驚異的な粘りを見せ逆転。
写真:神巧也(ファースト)/提供:WTT
第5ゲームでも1-5までリードされるも、強気の両ハンドを振り続けた神が逆転に次ぐ逆転を見せ勝利。本戦出場権を獲得した。
なお松島は2回戦でCedric MEISSNER(ドイツ)にゲームカウント1-3で敗れ、惜しくも本戦出場を逃した。
写真:松島輝空(木下アカデミー)/提供:WTT
男子シングルス本戦では予選突破を果たした2選手に加え、及川瑞基(木下グループ)が出場。神はポルトガルを長く支えるティアゴ・アポロニア(ポルトガル)と、英田はブンデスリーガで活躍を見せるアントン・ケルべリ(スウェーデン)との対戦となる。
ヨーロッパの実力者相手に勝利を収め、上位進出なるか注目だ。及川は松島輝空を下し予選を突破したCedric MEISSNER(ドイツ)と対戦する。
写真:及川瑞基(木下グループ)/提供:WTT
女子シングルスでは、木原美悠、平野美宇(木下グループ)ら5選手が登場する。木原が第1シード、平野は第2シードに登録されている今大会、日本選手が優勝を掴むことができるか注目だ。
写真:木原美悠(木下グループ)/提供:WTT
試合結果は以下の通り。
男子シングルス予選2回戦試合結果
○神巧也(ファースト)3-2 Jules ROLLAND(フランス)
○英田理志(HRマネージメント)3-0 Cedric TSCHANZ(チュニジア)
松島輝空(木下アカデミー)1-3 Cedric MEISSNER(ドイツ)○
男子ダブルス予選2回戦試合結果
○神巧也(ファースト)/英田理志(HRマネージメント)3-0 Wassim ESSID(チュニジア)/Jakub ZELINKA(スロバキア)
○及川瑞基(木下グループ)/松島輝空(木下アカデミー)3-0 Jishan LIANG/Nandan NARESH(アメリカ)
男子シングルス予選3回戦試合結果
○神巧也(ファースト)3-2 Amir Hossein HODAEI(イラン)
○英田理志(HRマネージメント)3-1 CHEN Yuanyu(中国)
男子シングルス1回戦試合予定
神巧也(ファースト)‐ ティアゴ・アポロニア(ポルトガル)
英田理志(HRマネージメント)‐ アントン・ケルべリ(スウェーデン)
及川瑞基(木下グループ)‐ Cedric MEISSNER(ドイツ)
女子シングルス1回戦試合予定
木原美悠(木下グループ)‐ Diya Parag CHITALE(インド)
長﨑美柚(木下グループ)‐ サビーネ・ウィンター(ドイツ)
張本美和(木下アカデミー)‐ Sarah HANFFOU(カメルーン)
笹尾明日香(日本生命)‐ Nicole ARLIA(イタリア)
平野美宇(木下グループ)‐ LEE Eunhye(韓国)
男子ダブルス1回戦試合予定
及川瑞基(木下グループ)/松島輝空(木下アカデミー)‐ Florent LAMBIET/Martin ALLEGRO(ベルギー)
神巧也(ファースト)/英田理志(HRマネージメント)‐ 趙大成(チョデソン)/趙勝敏(チョスンミン・韓国)
女子ダブルス1回戦試合予定
平野美宇/長﨑美柚(木下グループ)‐ 梁夏銀(ヤンハウン)/LEE Eunhye(韓国)
木原美悠(木下グループ)/張本美和(木下アカデミー)‐ Camille LUTZ/Audrey ZARIF(フランス)