戦型:右シェーク裏粒
<卓球・チャイナスマッシュ2026 日時:10月1日~11日 場所:北京(中国)>
7日、チャイナスマッシュ2026は7日目を迎え、男子シングルス2回戦では張本智和(トヨタ自動車)と朴康賢(パクガンヒョン・韓国)が対戦。
第1、第2ゲームを張本が制すが、朴康賢も第3、第4ゲームを取り勝負は最終ゲームに。先に朴康賢がマッチポイントを握り崖っぷちまで追いこまれた張本だったが、4連続得点を決めて張本が逆転勝利を決めた。
試合後、張本がインタビューに答えた。
張本智和(トヨタ自動車)コメント
写真:張本智和(トヨタ自動車)/撮影:ラリーズ編集部
── 今の試合を振り返っていかがですか?
初戦の反省を活かして、出だしはいい入りができて。第2ゲームは中盤で追いつかれそうでしたけど、そこを取って。本当にすごく良い出だしだったんですけど、朴選手はもともとパワーのある選手ですし、振って入った時はなかなか速いスピードで取れないボールがあるので、それが第3ゲームから狙われ始めて。
(ゲームカウント)も0-2で(朴選手が)吹っ切れたと思うんですけど、それが2ゲーム続いて、第5ゲームは自分ももう一回集中を高めて、「最後のゲームだ」と思って良いスタートを切れたんですけど、5-2からの2、3球ちょっと甘かったかなと。
その後、5-5からは1点ずつやり合うしかない中で、ちょっとリードされたんですけど取り切って。そこは本当に多少の運もありますし、5-2でリードした状態で勝つのがセオリーだったのかなと思います。
── 5-2で朴選手のサービス時に観客の声援でサービスが止まり、一瞬試合が止まってしまったことで流れが変わったのでしょうか?
どうなんですかね。まあ、(観客の声援が)トスを上げてからだったので、僕も一回止めて。逆に、(流れが)止まった後は(朴選手が)ロングサービスを出してきて、それもまた一つの運というか。
観客の声もネットやエッジはナイスボールの一環だと思うので、そこで止めたことに別に悔いはないですし、そこで相手がサービスを変えたかで、その流れを無にしてきただけと思うので、そこに関しては何もないです。
── 9-10の重要なタイミングでまた今日もフラッシュがあり、指摘されていました。
実は8-10でもあって。8-10は僕も「(状況的に)やばいな」と思っていたんで言わなかったんですけど、9-10は逆に僕も「追いつきたい」と思ったので(指摘しました)。8-10の時も追いつきたいと思っていましたけど、「ああ、やられそうだな」という流れで入っていたので、9-10になって追いつけるのが現実になって。
(あの場面では)僕も繊細になっていて、しかもラリー中にも(フラッシュが)あったので。まあでも、今日は少ない方だったんじゃないですなかね。
写真:張本智和(トヨタ自動車)/撮影:ラリーズ編集部
── 最後に勝って耳を観客席に傾けるポーズされてたと思いますが、あれはどういう意味を込めていましたか?
今回は過去の中国戦の中でも一番僕のファンの方が来てくださって、応援もしてくれています。それでもやっぱり半分ぐらいは、アンチじゃないですけど、「朴選手のファンでもないけど、とりあえず張本の対戦相手を応援する」という人が半分いるので。
第1ゲームからそういうヤジはありましたし、中国語だったので、日本人やヨーロッパの方、海外の方は分からないと思いますけど、そういう小さいヤジが(あって)ずっと僕もイライラしていました。特に最初は(僕が)勝っていたので、最後に追いつかれた時は、僕もどんどんイライラしてくる試合の流れになってしまって。
観客も対戦相手だと思っているので、僕が(今日)勝ったのはたまたまですけど、去年の成都でもあったように、そういったヤジに対して自分のイライラしてる感情を出した感じです。
── 3回戦の相手はまだ決まってないと思いますが、両方とも中国選手ということで観客のヤジもさらに強くなっていくのかもしれませんが、3回戦に向けていかがですか?
逆に(相手が)中国選手の時は、中国選手に対してのポジティブな声援がほとんどなので、逆にやりやすいというか。朴選手のファンでもなければ、グロート選手のファンでも(ない)、ちょっと僕を嘲笑した応援の方が僕は嫌らしいと思います。
もちろんヤジもありますけど、最初から僕も期待していないですし、向こうもしていないです。観客から中国の選手に向けるいい声援なので、もちろん嫌は嫌ですけど、それは自国の選手を応援する当たり前の行動なので。
さっき言ったように、応援だったり、ヤジやネット、エッジはラッキーボールの一種だと思うので、何よりも試合の一球。応援の一つ二つで技術を覆されることはないので、そこは自分の技術、戦術を信じて(戦いたい)。
今日はちょっと身体のキレや自分的に良くなかった部分をしっかり調整して、次は明日すぐ来るので、自分のことをしっかり調整して仕上げて試合に臨みたいと思います。
男子シングルス2回戦
写真:張本智和(トヨタ自動車)/撮影:ラリーズ編集部
朴康賢(パクガンヒョン・韓国)2-3 張本智和(トヨタ自動車)〇
6-11 / 8-11 / 11-7 / 11-5 / 10-12








