大会報道 【卓球】男子団体はベスト8 勢いあるインドに敗北<アジア大会 男子2日目の結果>
2018.08.28
文:ラリーズ編集部
*写真は2018年ジャパンオープンの上田仁(岡山リベッツ)
<第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ) 2018年8月18日〜9月2日>
4年に1度開催される、アジアの頂点を決める大会。アジア競技大会。卓球競技は26日から開幕した。
27日、大会2日目に男子団体決勝トーナメントが始まった。松平健太(8月度世界ランキング19位・27歳)=木下グループ=、森薗政崇(同41位・23歳)=岡山リベッツ=、上田仁(同28位・26歳)=岡山リベッツ=、吉田雅己(同57位・23歳)=岡山リベッツ=を擁する日本男子は予選リーグを全勝で通過し、初戦、インドと対戦した。
初戦、上田はインドのエース・ガナナセカラン(同39位・25歳)と対決しゲームカウント0-3で敗北、次戦、日本のエースとして挑んだ松平もベテランのアチャンタ(同33位・36歳)に敗北。吉田が3番手で勝利を挙げ、悪い流れを断ち切ったが、続く松平もガナナセカランの勢いを止められず、日本は準々決勝で敗退した。
松平は8月14日から19日まで開催されたブルガリアオープン男子シングルスを激闘の末準優勝し、その足でアジア大会に臨むハードスケジュールであった。上田、森薗、吉田もブルガリアオープンに参加をしており、連戦の疲労があっただろう。
そしてインドは世界ランキングこそ日本よりは低いものの、2017年からインド人選手の強化を目的としたプロリーグ「アルティメットリーグ」が始まり、世界からトップ選手が集い、しのぎを削っている。インドはまさに、卓球先進国の仲間入りを果たそうとしている国であり、日本からも吉田雅己、森さくらがアルティメットリーグに参戦し、実力を磨いている。
日本男子団体は準々決勝で敗れてしまったものの、シングルス・ダブルスでの活躍に期待がかかる。
男子 アジア大会2日目の結果
男子団体 予選リーグ 日本 3-0 キルギス
○森薗政崇 3-0 アリシャー・イアクパバエブ
11-7/11-5/11-4
○吉田雅己 3-0 タルガット・サギャンディコブ
11-5/11-3/11-5
○松平健太 3-0 アジズ・キディラバエブ
11-3/11-1/11-8
男子団体 決勝トーナメント 日本 1-3 インド
上田仁 0-3 ○ガナナセカラン
9-11/9-11/7-11
松平健太 0-3 ○アチャンタ・シャラス・カマル
8-11/10-12/8-11
○吉田雅己 3-2 ハーミート・デサイー
9-11/14-12/8-11/11-8/11-4
松平健太 1-3 ○ガナナセカラン
10-12/11-6/7-11/4-11