【卓球】インハイ王者・戸上、第1シード破り準優勝<男子ベラルーシOP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

*写真:戸上隼輔(野田学園高校/Tリーグ・T.T彩たま)/ittfworld

大会報道 【卓球】インハイ王者・戸上、第1シード破り準優勝<男子ベラルーシOP>

2018.11.19

文:ラリーズ編集部

<ITTFチャレンジ・ベラルーシオープン(ミンスク) 2018年11月13日〜18日>

18日、ベラルーシオープンは大会最終日を迎え、各種目の決勝が行われた。男子シングルスでは、戸上隼輔11月度世界ランキング280位・17歳)=野田学園高校/TリーグT.T彩たま=が決勝トーナメント2回戦で第1シードのコウ・レイ(同41位・30歳)=ウクライナ=をゲームカウント4-2で打ち破り、その後も快進撃を続け、決勝に進出した。

決勝では中国の若手選手、ZHAO Zihao(同476位・21歳)=中国=と対戦。第1ゲームをデュースで先取し、流れを引き寄せたかと思われたが、相手の激しい反撃に遭い、焦りからか少しずつミスが増えてきてしまう。そして2-4で惜しくも敗北し、ワールドツアー、一般男子初優勝はお預けとなった。

しかし、今大会で第1シードを破り、決勝まで勝ち上がったことは、戸上の世界ランキング以上のポテンシャルを感じさせる。Tリーグを含め、戸上の今後の活躍に注目だ。

また男子ダブルスは、田中佑汰(同203位・17歳)=愛工大名電高校=/曽根翔(同807位・15歳)=愛工大附属中学校=ペアが決勝に進出し、コウ・レイ(ウクライナ)/WEI Shihao(クロアチア)ペアに3-1で勝利し、見事ダブルス初優勝を飾った。10月のベルギーオープンでは、準優勝であっただけに、今回の優勝は格別だろう。

今回のベラルーシオープンでは、多くの日本選手がランクインし、選手層の厚さを証明した形となった。東京で、中国に対抗する地盤は、整いつつあるとも言える。

ベラルーシOP 大会6日目 日本男子結果

男子一般シングルス

<準決勝>
◯戸上隼輔 4-0 PLETEA Cristian(ルーマニア)
15-13/11-3/11-8/12-10

◯ZHAO Zihao(中国) 4-3 ルボミール・ピシュテイ(スロバキア)
8-11/11-3/9-11/11-6/11-4/9-11/11-9

<決勝>
戸上隼輔 2-4 ◯ZHAO Zihao(中国)
13-11/6-11/5-11/8-11/12-10/4-11

男子ダブルス

<決勝>
◯田中佑汰/曽根翔 3-1 コウ・レイ(ウクライナ)/WEI Shihao(クロアチア)
11-7/11-9/13-15/11-7

ベラルーシOP 最終結果

男子一般シングルス

<優勝>
ZHAO Zihao(中国)

<準優勝>
戸上隼輔

<ベスト4>
PLETEA Cristian(ルーマニア)、ルボミール・ピシュテイ(スロバキア)

男子U21シングルス

<優勝>
ZHAO Zihao(中国)

<準優勝>
IVONIN Denis(ロシア)

男子ダブルス

<優勝>
田中佑汰/曽根翔

<準優勝>
コウ・レイ(ウクライナ)/WEI Shihao(クロアチア)