大会報道 世界王者・馬龍が初戦敗退 日本勢優勝なるか<卓球・ITTFブルガリアOP 男子3日目の結果>
2018.08.17
文:ラリーズ編集部
*写真は2018年ジャパンオープンの馬龍(中国)
<ITTFワールドツアー・ブルガリアオープン(パナギュリシテ)、2018年8月14日〜19日>
16日、ワールドツアー・ブルガリアオープンが3日目を迎え、男子は一般シングルス・ダブルスの決勝トーナメントが始まった。
男子一般シングルスでは張本智和(8月度世界ランキング6位・15歳)=JOCエリートアカデミー=を筆頭に、丹羽孝希(同11位・23歳)=スヴェンソン=、松平健太(同19位・27歳)=木下グループ=、大島祐哉(同32位・24歳)=木下グループ=、森薗政崇(同41位・23歳)=岡山リベッツ=が1回戦を突破した。
森薗は今週開幕のTリーグで岡山リベッツのチームメイトとなる上田仁(同28位・26歳)=岡山リベッツ=との対決を制し、見事今年7月に開催されたオーストラリアオープンでのリベンジを果たした。
また一方で現世界王者の馬龍(同2位・29歳、2015年・2017年世界選手権男子単優勝、リオ五輪男子単金メダリスト)=中国=がイギリスのエース・ピッチフォード(同48位・25歳)=イングランド=にゲームカウント3-4のフルゲームで敗れる波乱が起きた。ピッチフォードは今年の世界選手権(団体)予選で、張本、水谷を破り、イングランドを勝利に導くなど、活躍を見せていた。
馬龍は今大会の優勝候補でもあったため、日本勢にも優勝のチャンスが出てきたことになる。
男子 ブルガリアオープン3日目の結果
男子一般シングルス 決勝トーナメント
<1回戦>
○松平健太 4-0 トキッチ・ボージャン(スロベニア)
11-4/11-7/11-4/11-8
○張本智和 4-0 白號均(韓国)
11-9/11-6/11-7/11-7
吉村真晴 2-4 ○馬特(中国)
9-11/3-11/8-11/11-7/11-9/7-11
上田仁 2-4 ○森薗政崇
11-9/6-11/9-11/10-12/11-7/4-11
○丹羽孝希 4-1 キュウ・ダン(ドイツ)
8-11/11-5/11-4/11-8/11-7
○大島祐哉 4-0 ゴロバノフ・スタニシラブ(ブルガリア)
11-6/11-4/12-10/11-6
男子一般ダブルス 決勝トーナメント
<1回戦>
○森薗政崇/大島祐哉 3-2 デボス・ロビン(ベルギー)/オラウ・ベネデク(フィンランド)
10-12/11-4/11-8/7-11/11-6
○丹羽孝希/上田仁 3-2 ニュイティンク・セドリック(ベルギー)/ロビノ・クエンチン(フランス)
8-11/11-9/6-11/11-6/11-7