加藤美優、地元選手を完封で好発進<卓球・豪州OP> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:加藤美優(日本ペイントホールディングス)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 加藤美優、地元選手を完封で好発進<卓球・豪州OP>

2019.07.09

文:ラリーズ編集部

<ITTFワールドツアープラチナ・オーストラリアオープン 2019年7月9日~7月14日>

7月9日、オーストラリアオープンは初日を迎え、女子シングルスの予選が行われた。予選2回戦からは加藤美優(7月世界ランキング22位・日本ペイントホールディングス)や相馬夢乃(同109位・遊学館高校)らが登場した。

加藤美優は地元オーストラリアの選手と対戦。得意のラリー戦で相手を圧倒し、危なげなくストレートで勝利した。次戦は本戦出場をかけて銭天一(チェンティエンイー・同295位・中国)と対戦する。銭は5月の中国オープンで芝田沙季(同15位・ミキハウス)を破っている実力者。本戦出場を果たしたい加藤にとって正念場となる。

一方で、相馬夢乃はハン・イン(同36位・ドイツ)とのカットマン(台から距離を取り、バックスピンをかける打法での返球を軸に守備的に戦うスタイル)対決に挑んだ。1ゲーム目を先取し、幸先良いスタートダッシュを切ったが、その後は相手の攻撃やカットの質の差になすすべなく4ゲームを連取された。

相馬夢乃 試合後のコメント


写真:相馬夢乃(遊学館高校)はハンイン(ドイツ)に屈した。/撮影:ラリーズ編集部

1ゲーム目を先取した相馬は「最初はフォアとバックで決まっていたけど相手もだんだん慣れてきた。でもそこが少し通用したかなと思った部分。」と良かった点を振り返った。

一方で「課題としては、相手はカットマンだが攻撃もできる。そこ(攻撃)が課題。」と世界トップレベルのカットマンとの差を痛感したようだ。ただ、相馬はまだ高校生。今回の経験を糧に世界レベルのカットマンへより近づいていくことだろう。

詳細スコア


写真:加藤美優(日本ペイントホールディングス)は本戦出場をかけて銭天一(中国)と対戦する。/撮影:ラリーズ編集部

○加藤美優 4-0 JEE Minhyung(オーストラリア)
11-9/11-7/11-9/11-4

相馬夢乃 1-4 ○ハンイン(ドイツ)
11-8/3-11/5-11/9-11/2-11

○松平志穂 4-WO ユ・フ(ポルトガル)
(相手棄権のため勝利)

大藤沙月 3-4 ○智恩彩(韓国)
11-4/12-10/9-11/7-11/5-11/13-11/8-11

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