文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアー・韓国オープン 2019年7月2日~7月7日>
3日、韓国オープン大会2日目の女子シングルス予選2回戦。加藤美優(7月世界ランキング22位・日本ペイントホールディングス)、中森帆南(同319位・四天王寺高校)、大藤沙月(同73位・ミキハウスJSC)が予選3回戦進出をかけ試合に臨んだ。
加藤は、劉恩寵(同186位・韓国)と対戦。相手のバックサーブに“ミユータ”(ボールの右側を捉えて横回転をかけながら返球し、チキータと逆に曲がる台上技術)を見せるなど終始試合は加藤ペース。地元の声援を受け、劉恩寵も粘りを見せるが、加藤がゲームカウント4-0のストレートで勝利した。
中森帆南、大藤沙月も勝利し予選3回戦へ
写真:中森帆南(四天王寺高校)/撮影:ラリーズ編集部
15歳の中森は、世界ランキング的には格上のバラボラ・バラージョバー(同45位・スロバキア)に対し、積極的に攻めていく。小柄な体格ながらも中陣からでも打ち合え、前陣でも威力あるドライブを放つ中森。3ゲームを連取後、相手も意地を見せ2ゲームを落とし迎えた6ゲーム目。最後はフォアストレートへフォアドライブを決め、ゲームカウント4-2で勝利を飾った。
詳細スコア
写真:大藤沙月(ミキハウスJSC)/撮影:ラリーズ編集部
〇加藤美優 4–0 劉恩寵(韓国)
11-9/11-6/11-7/12-10
〇中森帆南 4–2 バラボラ・バラージョバー(スロバキア)
12-10/11-7/11-8/9-11/11-13/11-9
〇大藤沙月 4–2 JI Eunchae(韓国)
11-6/11-7/7-11/13-11/9-11/11-7