大会報道 【卓球】石川優勝へ関門 準決勝は世界女王・丁寧と日本時間正午から<女子ワールドカップ2018>
2018.09.29
文:ラリーズ編集部
*写真は丁寧(中国・左)石川佳純(全農)
<女子ワールドカップ2018(成都) 2018年9月28日~9月30日>
29日、女子ワールドカップ2日目。日本からは(9月度世界ランキング4位・25歳)=全農=、平野美宇(同9位・18歳)=日本生命=が出場しており、準々決勝の結果、石川が準決勝に勝ち残った。
石川の準決勝の相手は世界女王・丁寧(同6位・28歳)=中国=となった。2016年リオデジャネイロオリンピック女子シングルス金メダル、2017年世界選手権(個人戦)優勝。世界ランクこそ現在は6位であるものの、今大会最強の選手であることに変わりはない。
石川は今年に入ってからは7月に行われたオーストラリアオープン準決勝でゲームカウント0-4で敗れ、8月に開催されたブルガリアオープン準々決勝ではゲームカウント2-4で敗れている。また、2017年世界選手権(個人戦)準々決勝でもゲームカウント1-4で敗北するなど、シングルスでの勝利経験は石川にはない。
しかし、近年、サーブや、バックハンドの改良に挑み、今大会の準々決勝の平野戦でも進化した高速卓球を披露していた。世界女王の壁は高いが、勝てる可能性は十分にある。日本時間30日正午から行われる準決勝から目が離せない。
写真:ittfworld