【卓球】遊学館・相馬が単複両種目で表彰台 日本を背負うカットマンに<世界ジュニア選手権2018> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

*写真:相馬夢乃(遊学館高校)/ittfworld

大会報道 【卓球】遊学館・相馬が単複両種目で表彰台 日本を背負うカットマンに<世界ジュニア選手権2018>

2018.12.10

文:ラリーズ編集部

<2018年世界ジュニア卓球選手権大会(ベンディゴ) 2018年12月2日~9日>

9日、世界ジュニアは全日程を終了した。女子シングルスで最終日に残った相馬夢乃(12月度世界ランキング128位・16歳)=遊学館高校=は準決勝でSHI Xunyao(中国)と対戦し、0-4で敗れた。相馬は3位に終わり、日本人の表彰台は2016年と2017年の加藤美優に続いて3年連続だ。

相手のSHIは17歳で、2016年の世界ジュニアの女子シングルスチャンピオンの強敵だ。そのSHIは準決勝で相馬を圧倒したが、決勝ではQIAN Tianyi(中国)との接戦の末敗れ、準優勝に終わっている。

女子ダブルスの長崎美柚/大藤沙月は準決勝でHUANG/SHI(中国)に敗れ、銅メダル獲得で大会を終えた。もう一方の木原美悠/相馬夢乃は準決勝で中国ペアに3-2で勝利。木原・相馬は決勝ではHUANG/SHIとの対戦だったが、中国ペアに圧倒され、0-3で敗れた。

大会は全種目のチャンピオンが決定し、中国が王座を独占した。中国の全種目制覇は2017年に続いて2年連続となった。2019年はタイのバンコクで開催される。日本が中国の壁を破れるか、今後の若い日本選手の躍進に期待だ。

世界ジュニア選手権 大会最終日 日本選手の結果

男子シングルス

<準決勝>
○宇田幸矢 4-0 XIANG Peng(中国)
11-9/12-10/13-11/13-11

<決勝>
宇田幸矢 1-4 ○徐海東(中国)
11-13/4-11/11-8/9-11/8-11

女子シングルス

<準決勝>
相馬夢乃 0-4 ○SHI Xunyao (中国)
3-11/4-11/2-11/9-11

女子ダブルス

<準決勝>
長崎美柚/大藤沙月 1-3 ○HUANG Fanzhen/SHI Xunyao (中国)
7-11/11-6/9-11/1-11

○木原美悠/相馬夢乃 3-2 GUO Yuhan/QIAN Tianyi (中国)
11-4/6-11/8-11/11-7/11-5

<決勝>
木原美悠/相馬夢乃 0-3 ○HUANG Fanzhen/SHI Xunyao (中国)
7-11/8-11/6-11

2018世界ジュニア 最終結果

男子団体

優勝:中国
準優勝:日本
3位:フランス チャイニーズタイペイ

女子団体

優勝:中国
準優勝:日本
3位:韓国 ロシア

男子シングルス

優勝:徐海東(中国)
準優勝:宇田幸矢(日本)
3位:PLETEA Cristian (ルーマニア) XIANG Peng(中国)

女子シングルス

優勝:QIAN Tianyi(中国)
準優勝:SHI Xunyao(中国)
3位:相馬夢乃(日本) SU Pei-Ling(チャイニーズタイペイ)

男子ダブルス

優勝:XIANG Peng/XU Haidong(中国)
準優勝:GREBNEV Maksim/KATSMAN Lev(ロシア)
3位:FENG Yi-Hsin/LI Hsin-Yang(チャイニーズタイペイ) BERTRAND Irvin/DE NODREST Leo(フランス)

女子ダブルス

優勝:HUANG Fanzhen/SHI Xunyao(中国)
準優勝:木原美悠/相馬夢乃(日本)
3位:長崎美柚/大藤沙月(日本) GUO Yuhan / QIAN Tianyi(中国)

ミックスダブルス

優勝:XU Yingbin / SHI Xunyao(中国)
準優勝:YU Heyi / QIAN Tianyi(中国)
3位:XU Haidong / GUO Yuhan (中国) FENG Yi-Hsin / SU Pei-Ling(チャイニーズタイペイ)