*写真:伊藤美誠(スターツSC)/撮影:松尾(アフロスポーツ)
大会報道 【卓球】伊藤はチャイニーズタイペイのエースに惜敗 複2種目に望みを託す<ワールドツアー・グランドファイナル>
2018.12.13
文:ラリーズ編集部
<ITTFワールドツアーグランドファイナル(韓国・仁川) 2018年12月13日〜16日>
13日、ワールドツアーグランドファイナル初日、女子シングルス初戦に伊藤美誠(12月度世界ランキング7位・18歳)=スターツSC=が登場した。対戦相手はTリーグ・トップおとめピンポンズ名古屋に所属する鄭怡静(同8位・26歳)=チャイニーズタイペイ=だ。
鄭怡静は今季、9月の女子ワールドカップで石川佳純(同3位・25歳)=全農=を破り、3位入賞を果たしている世界のトッププレーヤーだ。
伊藤は序盤なかなかリズムを合わせることができず、失点を重ねる。徐々に鄭怡静のボールに慣れ、伊藤得意のサーブで得点を重ね、ゲームカウント3-2とリードするも、最後は鄭怡静の安定感を前に、逆転負けを喫した。
しかし、伊藤は盟友・早田ひな(同34位・18歳)=日本=と組んでいる“みまひな”ダブルスと、森薗政崇(同48位・23歳)=岡山リベッツ=と組んでいる混合ダブルスで順当に勝ち上がっている。特に、今季ワールドツアーで3度の優勝を飾っている“みまひな”ペアには注目が集まる。
伊藤の女子ダブルスの次戦は韓国の田志希(同16位・26歳)/梁夏銀(同31位・24歳)ペアと、混合ダブルスの次戦は中国香港の黄鎮廷(同8位・27歳)/杜凱琹(同13位・22歳)ペアと対戦予定だ。シングルスでは惜しくも負けてしまったものの、まだまだ伊藤のグランドファイナルは終わらない。
ワールドツアー・グランドファイナル初日 日本選手の結果
女子シングルス ベスト8決定戦
伊藤美誠 3-4 ◯鄭怡静(チャイニーズタイペイ)
9-11/11-3/7-11/11-6/11-8/8-11/7-11