松島輝空、吉山兄弟、鈴木颯が優勝狙う<卓球・WTTユースコンテンダーリンツ見どころ> | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:松島輝空(木下アカデミー)/提供:WTT

大会報道 松島輝空、吉山兄弟、鈴木颯が優勝狙う<卓球・WTTユースコンテンダーリンツ見どころ>

2022.04.27

文:ラリーズ編集部

<WTTユースコンテンダーリンツ 日程:4月27日~5月3日 場所:オーストリア・リンツ>

4月27日から5月3日にかけて、オーストリアのリンツでWTTユースコンテンダーリンツが開催される。日本からは松島輝空(木下アカデミー)、吉山僚一(愛工大名電高)、鈴木颯(愛工大名電高)、吉山和希(愛工大名電中)の4人が出場する。今回は4人の見どころを解説する。

松島、世界ユース以来の優勝目指す

松島は今大会は男子シングルスU17とU15の2種目に出場する。昨年12月に行われた世界ユースではU15シングルス、男子ダブルス、混合ダブルスの3冠を達成しており、今回は世界ユース以来のユース大会出場となる。貫録を見せてU17でも優勝を果たすことができるか。


写真:松島輝空(木下アカデミー)/提供:WTT

吉山僚一、鈴木は海外選手の球に対応できるか

吉山僚一は世界ユース日本代表選考会であと一歩のところで敗れて惜しくも代表権を逃しており、本大会が久しぶりの国際大会となる。国内では全日本ジュニア優勝、一般ベスト8と着実に実力をつけているが、海外選手相手に実力を発揮できるか期待される。


写真:吉山僚一(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部

鈴木も吉山僚一と共に同級生として実力を上げ、今年の全日本選手権ではランク入りまで達成した。しかし、昨年10月のWTTユーススターコンテンダーブワディスワボボ大会ではヨーロッパ選手相手に予選リーグ敗退に終わった。今回は海外選手の球質、戦術に対応できるかが勝負の分かれ目になる。


写真:鈴木颯(愛工大名電高)/撮影:ラリーズ編集部

打倒松島を狙う吉山和希

吉山和希は松島と同級生で幼少期から何度も対戦しており、全日本ホカバでは何度も松島に苦杯を舐めさせられ、松島に6連覇を許した。全中、世界ユース日本代表最終選考会の決勝でも松島と対戦して2戦共フルゲームまで持ち込むものの最後は振り切られて優勝を逃している。吉山和希は松島と同じU17、U15シングルスに出場するが、松島と対戦するところまで勝ち上がり、雪辱を晴らすことができるか注目だ。


写真:吉山和希(愛工大名電中)/撮影:ラリーズ編集部

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