卓球大会報道 パラ卓球・岩渕幸洋がカインドウェアとスポンサー契約を締結
2018.05.15
文:ラリーズ編集部
岩渕幸洋(協和発酵キリン・パラ卓球・立位クラス9・4月度世界ランキング9位)が株式会社カインドウェア(本社所在地:東京都千代田区、代表取締役会長:渡邊喜雄)とスポンサー契約を締結したことが発表された。
この契約は、2018年5月1日より3年間、カインドウェアが2020年の東京パラリンピック卓球種目でのメダル獲得を目指している岩渕に対して、支援金と衣類(スーツ、ブレザー他)を提供するもので、岩渕はカインドウェアのPR活動を行なっていく。
カインドウエアは、今年創業124年目を迎える老舗のアパレルメーカーで、フォーマルウエアを中心に、紳士婦人服及びヘルスケア関連商品を、全国百貨店に展開している会社だ。
晴れ舞台で、美しいフォーマルスーツに身を包んだ岩渕が見られる日も近いかもしれない。
パラ卓球・岩渕幸洋選手のスーパープレー動画はこちら
補足:パラ卓球 10段階のクラス分け
パラ卓球は大きく「車いす」と「立位」の部に分かれ、それぞれ障がいの重さにより5段階のクラスが設けられている。(車いすがクラス1~5、立位がクラス6~10。障がいが軽くなるにつれ、クラスの数字が大きくなる。)
パラ卓球界の若きホープである23歳の岩渕は立位・クラス9の代表的プレーヤーだ。左足の足首が動かない先天性の障がいがあるが、装具で持ち上げてプレーをし、快速フットワークを見せる。
写真:株式会社カインドウェア*写真は株式会社カインドウェアの代表取締役会長、渡邊喜雄氏(左)と岩渕幸洋(協和発酵キリン・右)