文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 12月30日(月)アリーナ立川立飛>
30日、ノジマTリーグで木下マイスター東京(以下、KM東京)とT.T彩たま(以下、彩たま)が対戦した。両チームは今シーズン中に4回対戦しており、KM東京が3勝1敗で勝ち越している。5回目の対戦となる今回は、彩たまがマッチカウント0-2から3試合連続で勝利し、逆転勝利を飾った。
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激しいラリーを制し、KM東京が先制
写真:宇田幸矢(写真右)/田添健汰(写真左)/提供:©T.LEAGUE
第1マッチのダブルスは、KM東京からは、昨日の岡山リベッツ戦でも活躍した宇田幸矢/田添健汰ペアが出場。対する彩たまからは、神巧也/平野友樹ペアが登場。序盤から激しいラリーで観客を魅了する両ペアによる試合は、ゲームオールのデュースまでもつれ込む激戦となったが、最後は宇田が甘くなったサーブをチキータで抜き去り、宇田/田添ペアが勝利した。
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張本がピッチフォードを下す活躍
写真:張本智和/提供:©T.LEAGUE
第2マッチは、張本智和(KM東京)と「日本人キラー」とも呼ばれるリアム・ピッチフォード(彩たま)が対戦。序盤はピッチフォードの強みが光り、張本は流れをつかめず第1ゲームを落としたが、粘り強いプレーで第2ゲームを取り返すと、そこから張本が本来の力強さを発揮し、第3ゲームも取った。しかし、ピッチフォードも一歩も譲らず、第4ゲームを奪い、第1マッチに続き第2マッチもファイナルゲームに突入。最後は張本が粘りきり、ゲームカウント3-2で張本が勝利した。マッチカウント2-0でKM東京がリード。
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松平健太とジオニスが3-0で連勝 彩たま挽回
第3マッチ、勝利に王手をかけたKM東京からは、カットマンの侯英超(ホウ・エイチョウ)が登場。対する彩たまからは、先日国際大会引退を発表した松平健太が出場。長短の変化をつけたドライブで侯を前後左右に揺さぶり、序盤からリードを奪った松平がゲームカウント3-0で完勝。
第4マッチは、丹羽孝希(KM東京)とパナギオティス・ジオニス(彩たま)が出場。Tリーグでは初めての対戦となる今回は、ジオニスがゲームカウント3-0で勝利。丹羽はジオニスの切れたカットに苦しみ、最後まで攻撃のペースをつかめなかった。
ジオニスがビクトリーマッチ勝利 彩たま大逆転
写真:パナギオティス・ジオニス/提供:©T.LEAGUE
マッチカウントが2-2となったため、試合はビクトリーマッチに突入。第3、第4マッチをともにゲームカウント3-0で勝利して勢いに乗る彩たまからは丹羽を下したジオニスが登場。対するKM東京からは、張本が登場。1ゲーム先取となるビクトリーマッチでは、強打が決まらない張本に対しジオニスが徐々に点差を広げ、最後はジオニスの3球目攻撃が決まり、11-6で勝利。彩たまがマッチカウント0-2からの大逆転勝利を果たした。
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スコア:木下マイスター東京 2-3 T.T彩たま
写真:リアム・ピッチフォード/提供:©T.LEAGUE
◯宇田幸矢/田添健汰2-1 神巧也/平野友樹
11-8/8-11/14-12
◯張本智和 3-2 リアム・ピッチフォード
8-11/11-8/11-6/10-11/11-9
侯英超 0-3 〇松平健太
8-11/10-11/3-11
丹羽孝希 0-3 〇パナギオティス・ジオニス
6-11/8-11/9-11
張本智和 0-1 〇パナギオティス・ジオニス
6-11