文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグの松下浩二チェアマン(52)が退任する意向であることが、関係者への取材で分かった。Tリーグも公式サイトを通じて、検討の段階にあり、7月8日に予定されている社員総会、理事会後に記者会見をする予定であることを発表した。
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松下チェアマン退任へ
松下氏は現役時代に4度の五輪出場を果たした後、卓球用具メーカー社長などを経て2018年7月にTリーグの初代チェアマンに就任。2018年10月のリーグ開幕から2シーズンに渡り、リーグの発展に貢献した。
写真:松下浩二Tリーグチェアマン/撮影:ラリーズ編集部
Tリーグは松下氏の声がけによりリーグに参画したチームやスポンサー企業も多く、リーグ設立以来のキーマン退任後のリーグ運営について、新体制と具体的な運営プランの発表が望まれる。
松下氏の退任に伴い、各チームの代表からは、同氏への感謝に加え、退任を残念がる声が寄せられた。コメントは以下の通り。
早川周作氏(琉球アスティーダスポーツクラブ代表取締役)コメント
写真:早川周作氏/提供:琉球アスティーダスポーツクラブ株式会社
新しい時代を切り開いた松下チェアマンに敬意を表します。
一緒に最後までやり切って頂けなかったのは残念ですが、お声掛けを頂いた身として、一度引き受けた責任を全うする為にも選手、チームのスタッフ、ファンを守るべく、できる事を最大限取り組んでまいる所存です。
坂本竜介氏(T.T彩たま監督兼執行役員)コメント
写真:坂本竜介(T.T彩たま監督)/撮影:ラリーズ編集部
自分は選手時代から浩二さんにお世話になり背中を見て育ってきた1人です。
Tリーグ自体浩二さんがいなければ始まらなかったし、自分自身Tリーグの監督も浩二さんからのお誘いで就任する事ができました。率直な感想としてショックを受けていますし残念でならないです。
その気持ちと同時に浩二さんの人柄についてきてくれた方々が沢山いらっしゃると思うので今後どのような体制になっていくのかは自分自身も気になるところ。Tリーグは今後の卓球界においてとても重要なものだと思う。
次組織が素晴らしい組織になりTリーグ、卓球界が昇り続ける事を心から願ってますし自分自身も自分に出来る事を全力で全うします。
浩二さんには「いつもいつもありがとうございます!これからもよろしくお願い致します!」と心から伝えたいです。