文:ラリーズ編集部
卓球Tリーグ男子・木下マイスター東京は26日、2020年全日本選手権ダブルス優勝の及川瑞基とサードシーズンの契約合意に至ったと発表した。
>>独ブンデス帰りで日本一 “右右ペア”18年ぶりVの裏側<及川瑞基>
ドイツで腕を磨いた若武者がT参戦
及川は青森山田中高、専修大学と名門校を渡り歩いた。青森山田時代の2015年には全日本選手権ジュニアの部優勝の実績を持つ。専修大では全日本大学総合選手権シングルス2連覇を果たし、4年時には三部航平(現・シチズン時計)と組み、全日本選手権男子ダブルスを制覇した。
学生時代からドイツ・ブンデスリーガで腕を磨いており、木下グループの邱建新(キュウジェンシン)総監督にはドイツ時代から指導を受けていた。また、ケーニヒスホーフェンでプレーした2019年には“ドイツの皇帝”ティモ・ボルに勝利するなど着実に成長を遂げた。
写真:及川瑞基/提供:木下グループ
26日の奇しくも23歳の誕生日に発表されたTリーグ・木下マイスター東京加入について及川は「木下マイスター東京でプレー出来ることを大変嬉しく思います。これからチームの勝利に1つでも貢献出来るように頑張りますので応援よろしくお願い致します」と意気込みを語った。
昨季のチャンピオンチーム・木下マイスター東京は、宇田幸矢が琉球アスティーダへ、田添響、丹羽孝希が岡山リベッツへと選手の移籍が続いていたが、ここに来て頼もしい右腕が新加入となった。
>>張本コーチの愛弟子・及川瑞基 「スピード×思考」の卓球で世界へ挑む