小6・張本美和、シングルスでTリーグデビュー 身長162㎝と伸び「いろんなボールに対応できる」 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:張本美和(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 小6・張本美和、シングルスでTリーグデビュー 身長162㎝と伸び「いろんなボールに対応できる」

2020.11.19

文:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2020-2021シーズン 11月19日(木)>

卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズンは19日、開幕第3戦が行われた。木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)は開幕戦で勝利した日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)にマッチカウント1-3で下し、リベンジを許した。

第3マッチに12歳の小学6年生、張本美和(KA神奈川)が登場し、昨季の最多勝&MVPの森さくら(日本生命)との試合に臨み、ゲームカウント0-3で敗れた。試合後、今季のデビュー戦を張本はオンライン会見で振り返った。

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張本智和の妹・美和がTリーグサードシーズンデビュー

卓球日本代表の張本智和(木下グループ)の妹である張本美和は、すでにシニアのカテゴリーでも試合をこなしており、全日本でも勝利を収めている。将来の五輪金メダル獲得を期待される新星だ。


写真:張本美和(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部

すでにダブルスではファーストシーズンの19年2月2日にデビューしていたが、シングルスでは初出場となった。

張本は「お米が好きなので、体重をコントロールしながらもお米を食べて、早く寝るようにして牛乳は毎朝飲んでます」と身長は162cmと大きく伸び、プレー面にも変化があったと語る。「鋭いコースに来ても、足が長くなったのでいろんなボールに対応できる」。

昨季の最多勝である森を相手に敗れはしたものの張本は「やる前もやるときも緊張していた。でもバックの上回転ラリーやフォア連打、ツッツキを自分の回転をしっかりかけて相手に送れた。自分の技術は全部出せたからよかった」と振り返った。


写真:張本美和(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部

対戦相手の森も「小6の中ではめちゃくちゃ強いと思います」と称賛すれば、劉燕軍監督も「去年も見ていたが今年は全然違う。背も伸びて、(ボールの)スピードは相変わらず速いし、レシーブもよくなってきた。次も期待できる」と目を細める。

12歳の新星がTリーグをどのように盛り上げてくれるのか。張本美和の今後の活躍から目が離せない。

木下アビエル神奈川 1-3 日本生命レッドエルフ

長﨑美柚/木村香純 0-2 ◯前田美優/赤江夏星
9-11/2-11

木原美優 0-3 ◯早田ひな
7-11/6-11/4-11

張本 美和 0-3 ◯森さくら
5-11/10-11/6-11

◯木村 香純 3-1 ユ モンユ
11-7/9-11/11-7/11-9

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