"助っ人"于梦雨「ベンチの応援に応えよう」と逆転勝ち 日本生命が首位固め | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:于梦雨(ユモンユ・日本生命レッドエルフ)/提供:©T.LEAGUE

大会報道 “助っ人”于梦雨「ベンチの応援に応えよう」と逆転勝ち 日本生命が首位固め

2020.12.03

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月3日(木)>

3日、Tリーグサードシーズン女子の試合が行われ、日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)が日本ペイントマレッツ(以下、ニッペM)をマッチカウント3-1で下した。

日本生命はこれで4勝1敗の勝ち点13と首位をキープした。

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勝因はダブルス

今回の試合では、相馬夢乃/小塩遥菜のカットマンダブルスに、永尾尭子のシングルス起用とニッペMがオーダーを大きく変更。しかし、2年連続王者の日本生命は動じず、マッチカウント3-1で勝利した。


写真:勝利した日本生命レッドエルフメンバー/提供:©T.LEAGUE

勝利した日本生命の村上恭和総監督は「(前田美優/赤江夏星の)ダブルスの勝利が勝因。カット対策を全くしていなくて、今日は二人の信頼が崩れると思ったら保てていましたね」と余裕の笑みを見せた。


写真:全勝中の前田美優・赤江夏星ペア(日本生命)/提供:©T.LEAGUE

「今日の午前中も木下さんが勝利しましたから、12月どちらが勝ち星多く取るかという戦いになると思います」と木下アビエル神奈川との首位争いに気を引き締めた。

ユモンユが貴重な逆転勝ち

また、村上監督は「ビクトリーマッチにはしたくなかった」と第4マッチで勝利した于梦雨を褒め称えた。


写真:于梦雨(ユモンユ・日本生命レッドエルフ)/提供:©T.LEAGUE

10月30日に来日したシンガポール代表の于梦雨は、今回の試合でサウェータブット・スターシニー(ニッペM)に先にマッチポイントを奪われながらも、我慢の逆転勝ちでチームを勝利に導いた。

「Tリーグが始まって4試合、隔離期間もあって苦しい部分もあった。コロナ禍で大変な中ですが、参加できることは嬉しく思っています。(今日の試合は)相手も良いとき悪いときがあるので、そこで私がチャンスを逃さないように意識した。ベンチの応援にも応えようと思った。チームとして今日勝つことができて嬉しかったです」と安堵の表情を浮かべた。

日本ペイントマレッツ 1-3 日本生命レッドエルフ


写真:一矢報いた永尾尭子(日本ペイントマレッツ)/提供:©T.LEAGUE

相馬夢乃/小塩遥菜 0-2 〇前田美優/赤江夏星
8-11/6-11

〇永尾尭子 3-1 陳思羽(チェンズーユ)
11-7/11-8/10-11/11-6

小塩遥菜 0-3 〇早田ひな
5-11/5-11/6-11

サウェータブット・スターシニー 2-3 〇于梦雨(ユモンユ)
9-11/11-9/11-3/10-11/8-11

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