文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン>
11月17日にサードシーズンが開幕した卓球Tリーグ。12月は男女計31試合が予定されており、3~5日ですで6試合が消化された。中4日を挟み、10日より試合が再開される。
10日は男子のT.T彩たま(以下、彩たま)と岡山リベッツ(以下、岡山)、女子の日本ペイントマレッツ(以下、ニッペM)と木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)の試合が予定されている。
>>ノジマTリーグ 2020-2021シーズンのこれまでの報道記事はこちら
男子10日の試合見どころ
10日の試合では、これまでの試合に登場していなかった選手が多数参戦する。
彩たまは、新加入の曽根翔が新たな顔ぶれとしてベンチ入り。曽根は、2020年全日本選手権ではシングルス一般でランク入りと将来期待の18歳だ。
写真:松平健太(T.T彩たま)/提供:©T.LEAGUE
また、彩たまは、27日に新型コロナウイルス陽性反応が出た松平健太がこの試合から復帰を果たす。球団発表によると、保健所の指示のもと隔離及び観察期間が終了し、発症翌日の11月28日から症状は無く、現在、本人の容態も良好とのこと。12月8日に再検査を実施し、結果が陰性となったことを受け、9日からは練習を再開し、今回のベンチ入りに至った。
写真:ITTFファイナルでの丹羽孝希/提供:ittfworld
一方の岡山も、インドのエースであるサティアン・グナナセカラン、東京五輪代表の丹羽孝希がベンチ入り。ここまで0勝4敗の勝ち点1と苦しいスタートとなっているが、グナナセカランと丹羽の両腕に期待がかかる。
女子10日の試合見どころ
女子では、ニッペMのベンチメンバーに日本人エース加藤美優が入った。中国で開催されていたITTFファイナル参戦と帰国後の隔離期間でこれまでの試合には出場できていなかったが、10日の試合からメンバーに加わった。1勝3敗の勝ち点3と3位に沈むニッペMにとって大きな戦力となる。
写真:加藤美優(日本ペイントマレッツ)/撮影:ラリーズ編集部
女子は勝ち点16の日本生命レッドエルフと勝ち点13のKA神奈川の“2強”が抜け出す構図となっており、KA神奈川は10日も変わらず東京五輪代表の石川佳純がベンチ入りしている。
写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)/提供:©T.LEAGUE
10日の試合でニッペMは一矢報いて上位に食らいついていきたいところだ。
>>ノジマTリーグ 2020-2021シーズンのこれまでの報道記事はこちら
Tリーグ 12月10日の対戦カード
13:30〜 T.T彩たまvs岡山リベッツ ベンチメンバー
彩たま:パナギオティス・ジオニス、神巧也、英田理志、松平健太、曽根翔、篠塚大登
岡山:サティアン・グナナセカラン、上田仁、田添響、丹羽孝希、森薗政崇、吉田雅己
18:00〜 日本ペイントマレッツvs木下アビエル神奈川 ベンチメンバー
ニッペM:加藤美優、永尾尭子、サウェータブット・スターシニー、小塩遥菜、打浪優
KA神奈川:石川佳純、浜本由惟、木原美悠、長﨑美柚、木村香純
現時点での順位
男子
1位 琉球アスティーダ:6勝1敗 勝ち点18
2位 木下マイスター東京:2勝3敗 勝ち点8
3位 T.T彩たま:2勝1敗 勝ち点6
4位 岡山リベッツ:0勝4敗 勝ち点1
女子
1位 日本生命レッドエルフ:5勝1敗 勝ち点16
2位 木下アビエル神奈川:4勝1敗 勝ち点13
3位 日本ペイントマレッツ:1勝3敗 勝ち点3
4位 トップおとめピンポンズ名古屋:0勝5敗 勝ち点1