文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 12月10日(木)>
10日、Tリーグサードシーズン女子の試合が行われ、木下アビエル神奈川(以下、KA神奈川)が日本ペイントマレッツ(以下、ニッペM)をマッチカウント3-1で下した。KA神奈川は、5勝1敗で勝ち点16、首位に躍り出た。
写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部
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木原が落ち着いた試合運びで逆転
ダブルスで勝利したKA神奈川は第2マッチに木原美悠を起用した。ニッペMからは日本人エースの加藤美優。木原は1ゲーム目を奪われ、苦しいかと思われたが、そこから3ゲームを連取し、逆転勝ちを収めた。
写真:勝利し笑顔の木原美悠(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部
試合後、木原は「1ゲーム目から接戦で、自分の卓球ができてないところもあった。ただ、後半はゆっくり自分のタイミングに変えられた。昨シーズンと比べて、気持ちの部分で、落ち着いてリラックスできるようになっている。頭の中で『ゆっくりゆっくり』と言い聞かせています」と16歳らしからぬ大人の試合運びを振り返った。
写真:木原美悠(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部
KA神奈川の劉燕軍監督も「木原は調子も状態もすごく良い。ビクトリーマッチに行ったら起用するつもりだった」と全幅の信頼を寄せている。
一方、敗れたニッペMの三原孝博監督は、木原に敗れた加藤について「1ゲーム目は良かったが、試合勘が戻ってなくて、途中で木原に対して良い戦術を取れなかった」と唇を噛みしめた。
写真:加藤美優(日本ペイントマレッツ)/撮影:ラリーズ編集部
Tリーグ女子は1位のKA神奈川、2位の日本生命レッドエルフが勝ち点16、3位のニッペMが勝ち点3、4位のトップおとめピンポンズ名古屋が勝ち点1と早くも“2強”が抜け出す構図となっている。
日本ペイントマレッツ 1-3 木下アビエル神奈川
写真:勝利した木下アビエル神奈川メンバー/撮影:ラリーズ編集部
永尾尭子/サウェータブット・スターシニー 1-2 〇浜本由惟/長﨑美柚
11-10/8-11/10-12
加藤美優 1-3 〇木原美悠
11-6/3-11/8-11/8-11
小塩遥菜 0-3 〇石川佳純
8-11/10-11/9-11
〇永尾尭子 3-2 長﨑美柚
8-11/11-5/11-6/4-11/15-13
写真:永尾尭子(日本ペイントマレッツ)は一矢報いるも…/撮影:ラリーズ編集部
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