全日本チャンピオン宇田2点奪取でKM東京勝利、再び首位へ＜卓球・Tリーグ結果速報＞

写真：宇田幸矢（左）、田添健汰（木下マイスター東京）/提供：Tリーグ

大会報道全日本チャンピオン宇田2点奪取でKM東京勝利、再び首位へ＜卓球・Tリーグ結果速報＞

2020.02.02

文：ラリーズ編集部

＜ノジマTリーグ2019/20シーズン 2月2日（日）宜野湾市立体育館＞

2日、ノジマTリーグ男子の試合が行われ、木下マイスター東京（以下、KM東京）が琉球アスティーダ（以下、琉球）にマッチカウント4−0で勝利した。

KM東京は、東京五輪代表の主力3選手（水谷、張本、丹羽）をワールドツアーで欠く中、宇田が第1マッチのダブルス、第3マッチのシングルスで2点を取り、選手層の厚さを見せつけた。

大島祐哉、待望の今季シングルス初勝利

写真：大島祐哉（木下マイスター東京）/提供：Tリーグ

第1マッチのダブルス、村松雄斗/チュセヒョク（琉球）のカットマンペアと、田添健汰/宇田幸矢（KM東京）との対戦は、田添・宇田の安定したドライブで、カットマンペアに1−2で勝利した。

第2マッチは、リピン（琉球）と、およそ２ヶ月ぶりのシングルス出場となった大島祐哉（KM東京）の対戦。ゲームカウント2−1、10−8でマッチポイントを握った大島だったが、そこからリピンの3連続ポイントで第4ゲームを落とす。第5ゲームも6−10とリピンがマッチポイントを握るも、今日の大島はそこから脅威の集中力を発揮。４連続ポイントでデュースに持ち込み、勝負どころで大島らしいフットワークを生かしたフォアドライブも決め、今季シングルス5戦目にして待望の初勝利を掴んだ。

第3マッチは、全日本チャンピオン宇田幸矢（KM東京）と、カットマンのチュセヒョク（琉球）の対戦。宇田は、ドイツOPから帰国してすぐの参戦となったが、全く疲れを感じさせないアグレッシブな動きで、打点の早い威力のあるフォアドライブをチュのフォアバックに打ち分ける。全日本覇者としての風格さえ感じさせる試合運びで3−0でチュに圧勝、この時点でマッチカウント3−0となり、KM東京の勝利が確定した。