【Tリーグ】「負けを取り返すチャンス」琉球・濵田一輝、元中国代表下して3連勝の立役者に | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:濵田一輝(琉球アスティーダ)/提供:琉球アスティーダ/T.LEAGUE/アフロ

大会報道 【Tリーグ】「負けを取り返すチャンス」琉球・濵田一輝、元中国代表下して3連勝の立役者に

2022.02.09

文:ラリーズ編集部

<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 2月8日 沖縄アリーナ>

卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは8日に男子の試合が行われ、4位の琉球アスティーダと2位の岡山リベッツが対戦。新加入の濵田一輝(琉球アスティーダ)は4番シングルスで森薗政崇(岡山リベッツ)に敗れたものの、ヴィクトリーマッチで郝帥(ハオシュアイ・岡山リベッツ)に勝利し、チームの3連勝に大きく貢献した。

試合後、濵田が報道陣のオンライン会見に応じた。

濵田一輝 試合後コメント

VMで勝てた要因は

ヴィクトリーマッチ(以下、VM)に入る前に宇田さんから「1ゲームだから自分の一番いい技術を最初から思い切って出してこい」と言われたんで、まず1本目のサービスで自分の得意な横回転サーブを出しました。そしたら、相手がサービスを浮かしてくれて、次の2本目もロングサービスでサービスエースが取れたので、いい出足で試合を進めることができて、それが一番の要因でした。

やっぱり最後まで自分のサービスが相手に効いていたので、レシーブのことだけ考えることができた。最後まで、サービスが効いていたのが勝因だなと思います。

第4マッチで体が温まっていたのもあるか

そうですね。(VM出たのが)試合終わってすぐだったんで。相手選手(郝帥)は2番で、少し出足の入りとしては僕の方が体は温まっていて。エンジンを最初にかけるのは僕の方が早かったって印象なんで、それが最初にリードできた理由かなと思います。

相手のサービスは試合前に何か対策していたか

1ゲームだけなので、相手のサービスの様子を見る時間もない。1本目からチキータで入ったんですけど、(相手のサービスが)分かんないんだったら思い切ってチキータだったりツッツキだったり、そういうレシーブで最初から入っていこうとは決めてて、実際に試合でも実行できました。

VM出場は最初から知っていたか

全然知りませんでした(笑)僕が4番で0-3で負けてしまってベンチに帰ったときに、誰もアップしてなくて(笑)「あれ?もしかしたら僕なのかな」って思ってたら、監督から「ヴィクトリーだぞ」って言われたんで。「じゃあもう、これはチャンスだな」と思って。

自分の負けを自分の力で取り返せるチャンスを与えてもらったと思って、4番で負けたことは一回忘れて切り替えて、新たな気持ちでVMに臨めました。

指名された瞬間にそう感じた?

そうですね。僕は負けてしまって、VMに回してしまって申し訳ない気持ちがあったんですけど、それを取り返せるチャンスがあるというふうに、すぐ切り替えられましたね。

相手選手との年齢差(20歳差)はどう感じたか

僕の方が絶対的に動けるんで(笑)そこだけは負けないようにしてました。ただ、ラリー中に後ろに下がって何とか取った一本は、ちょっと年齢が関係あるのかなとは思いました。

チームに馴染んできた様に見受けられるが

アスティーダは本当に魂を込めて試合をしたり応援したりチーム一丸となって戦ってる印象があって、チームに入ってまだ3戦目ですけど、本当にいいチームだなっていうのは試合に出場したときもベンチにいるときも感じていて。ファンの方も温かい声援だったり手拍子だったりで応援してくださって、本当にいいチームだなってのは強く思います。

全日本以降Tリーグに出て得ているのものは

全日本では上田さんにリードしている状況から逆転負けしてしまったんで、本当にその試合は反省して。試合の中でのメンタルの持ち方だったり技術もそうですけど、もう一回考え直して。今はTリーグを通して、最後の1本を取るまで相手に向かっていくという強い気持ちを持って、最初からプレーできている。そこが少しずつですけど、(成果として)出てきているのかなと思います。

高校の試合とは違う環境で何を感じるか

応援してくださるファンの方の人数が、高校生の試合や全日本選手権の試合とは違うくて。やっぱり、今日はホームで琉球アスティーダの応援の方が多くて、1本取る度に大きな拍手だったり、「ナイスボール」っていうアナウンスだったり、そういうのは本当に自分の力になっています。こういう環境でプレーできるのは本当に幸せだなと思います。

今後の卓球人生にどう活きていくと感じるか

Tリーグは一戦一戦が勝負で、今はチームが最下位で負けられないというのもあり、一戦にかける想いがチームの皆さんから伝わってきますし、「プロってこういう思いで、こういう気持ちで試合に入るんだ」っていうのを勉強させてもらっています。

琉球アスティーダ 3-2 岡山リベッツ

〇有延大夢/宇田幸矢 2-1 田添響/森薗政崇
8-11/11-5/13-11

吉村真晴 1-3 郝帥(ハオシュアイ)〇
11-10/4-11/7-11/6-11

〇宇田幸矢 3-2 谷垣佑真
8-11/8-11/11-9/11-9/11-9

濵田一輝 0-3 森薗政崇〇
7-11/7-11/10-11

〇濵田一輝 1-0 郝帥(ハオシュアイ)
11-7

男子順位(2月9日時点)

1位 木下マイスター東京(12勝3敗 勝ち点39)
2位 岡山リベッツ(7勝9敗 勝ち点25)
3位 T.T彩たま(5勝7敗 勝ち点20)
4位 琉球アスティーダ(5勝10敗 勝ち点20)

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