文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2022‐2023シーズン 日時:2月25日 場所:豊田合成エントリオ、守口市民体育館>
卓球Tリーグ2022‐2023シーズンは最終局面を迎え、ファイナル進出に向け激戦が繰り広げられた。25日の試合では、トップおとめピンポンズ名古屋、九州アスティーダが1勝を上げ、トップ名古屋が2位浮上、初のプレーオフ進出を決めた。
トップ名古屋がファイナル進出
2022‐2023シーズン最終局面を迎え、プレーオフ進出に向けた激戦が繰り広げられているTリーグ女子。
25日の試合は、トップおとめピンポンズ名古屋と、京都カグヤライズが対戦。まずはダブルスを鈴木李茄/南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)が先制する。
2番には安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)と9歳の松島美空(京都カグヤライズ)が登場。試合は松島が積極的な攻めで2ゲームを連取するも、安藤が3ゲームを連取し逆転勝利。トップ名古屋が勝利まであと1勝に迫る。
3番には小塩遥菜(トップおとめピンポンズ名古屋)と成本綾海(京都カグヤライズ)が対戦。粘り強く戦った小塩が3-1で勝利を収めた。
勝点4を狙う名古屋だったが、4番はユエンシュエジアオ(京都カグヤライズ)がチェンイーチン(トップおとめピンポンズ名古屋)にフルゲームで勝利し、京都が一矢報いた。
この試合で勝利したトップおとめピンポンズ名古屋は、勝ち点39で2位に浮上し、初のプレーオフ進出を決めた。
九州が最終戦勝利
日本ペイントマレッツは、九州アスティーダと対戦。1番ダブルスは芝田沙季/大藤沙月(日本ペイントマレッツ)が快勝し、2番では佐藤瞳(日本ペイントマレッツ)が野村萌(九州アスティーダ)のスマッシュをしのぎ、3-1で勝利。日本ペイントマレッツは勝利まであと1勝とする。
カットマン同士の対決となった3番では、牛嶋星羅(九州アスティーダ)が橋本帆乃香(日本ペイントマレッツ)にストレートで勝利する金星を上げ、続く4番でも加藤美優(九州アスティーダ)が芝田沙季(日本ペイントマレッツ)を3-0で下し、勝負はビクトリーマッチへ。
日本ペイントは、今試合初出場の横井咲桜(日本ペイントマレッツ)を起用、九州アスティーダは4番に続き加藤を起用した。ゲーム序盤は競り合いが続くも、終盤でのミスが少なかった加藤が勝利、九州アスティーダが逆転で勝利を収めた。
木下アビエル神奈川、トップおとめピンポンズ名古屋はすでにプレーオフ進出を決めているが、3位の日本ペイントマレッツと、4位の日本生命レッドエルフの2チームが、プレーオフ進出の可能性を残しており、残り1枠を懸け、26日のレギュラーシーズン最終戦で両者が激突する。
25日の試合結果、2022‐2023シーズン順位表は以下の通り。
〇トップおとめピンポンズ名古屋 3-1 京都カグヤライズ
〇鈴木李茄/南波侑里香 2-1 ウェイウェンション/マーユーハン
〇安藤みなみ 3-2 松島美空
〇小塩遥菜 3-1 成本綾海
チェンイーチン 2-3 ユエンシュエジアオ〇
日本ペイントマレッツ 2-3 九州アスティーダ〇
〇芝田沙季/大藤沙月 2-1 塩見真希/首藤成美
〇佐藤瞳 3-1 野村萌
橋本帆乃香 0-3 牛嶋星羅〇
芝田沙季 0-3 加藤美優〇
横井咲桜 0-1 加藤美優〇
ノジマTリーグ2022‐2023シーズン男子順位表(2/25時点)
1位:琉球アスティーダ(勝ち点45 12勝9敗)※プレーオフファイナル進出決定
2位:木下マイスター東京(勝ち点44 12勝8敗)※プレーオフファイナル進出決定
3位:岡山リベッツ(勝ち点30 10勝11敗)
4位:T.T彩たま(勝ち点25 7勝13敗)
ノジマTリーグ2022‐2023シーズン女子順位表(2/25時点)
1位:木下アビエル神奈川(勝ち点52 15勝4敗)※レギュラーシーズン1位、プレーオフファイナル進出決定
2位:トップおとめピンポンズ名古屋(勝ち点39 12勝7敗)※プレーオフファイナル進出決定
3位:日本ペイントマレッツ(勝ち点39 11勝8敗)
4位:日本生命レッドエルフ(勝ち点36 10勝9敗)
5位:京都カグヤライズ(勝ち点18 5勝15敗)
6位:九州アスティーダ(勝ち点18 5勝15敗)