前期MVPの戸上隼輔「エースと呼ばれる存在になれたことは嬉しい」琉球、15勝で今季終了 | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:戸上隼輔(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 前期MVPの戸上隼輔「エースと呼ばれる存在になれたことは嬉しい」琉球、15勝で今季終了

2021.02.14

文:ラリーズ編集部

<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン 2月14日(日)深谷ビッグタートル>

卓球Tリーグ男子は14日、首位の琉球アスティーダ(以下、琉球)がサードシーズン最終戦を戦い、T.T彩たま(以下、彩たま)にマッチカウント1-3で敗れた。シーズン終盤は3連敗となったが、琉球はサードシーズン21試合15勝6敗で勝ち点47を獲得し、プレーオフファイナル進出を決めている。

今季最終戦を終え、張一博監督、主将の吉村真晴、前期MVPを獲得した戸上隼輔がそれぞれサードシーズンを振り返った。

張一博監督(琉球アスティーダ)のコメント


写真:張一博監督(琉球)/撮影:ラリーズ編集部

今季総括

選手たち1人1人が頑張ってここまで勝てた。終盤、ファイナル進出決めた後は負けもあり反省点があるので、しっかり反省してやっていきたい。

ファイナルに向けて課題

技術はもちろん1人1人とは話していきたいが、気持ちの面が大事。気を抜いているわけではないが、どこかでファイナルが決まったという思いがあった(ので3連敗した)。そこは気を引き締めてやっていきたい。

ファイナルに向けての意気込み

最後3連敗したが悪いことじゃない。気が弛んでいるところ、改善すべきところが見えてきているので、反省してファイナルに向けて頑張っていきたい。

吉村真晴(琉球アスティーダ)のコメント


写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/提供:©T.LEAGUE

今季振り返り

出られるメンバーが限られていたが、出たメンバーが積み重ねて結果を出したので、力強さを感じたシーズンだった。

圧倒的な戦力充実もありますが、運良く戸上、宇田のような勢いあるメンバーが入ってきてくれたので、自分はすごく安心して試合に臨めた。僕が絶対勝たないと、というプレッシャーもなくて、楽しく試合をすることができた。そこが結果(シングルス14勝4敗)に結びついている。プレッシャーを大きく感じずにコートに立てたことが良かった。

もっと木下に対抗していきたいという気持ちはありましたし、僕らも木下にいい形でセカンドシーズン戦えていた。サードシーズンはそこに若手がプラスされて、誰が出ても水谷さんや張本に勝てるチャンスがあった。爆発力がある選手がいるので、メンタル的にもプレッシャーかけられるので良いチームになった。

ファイナルまでの2週間の過ごし方

気持ちを切り替えて、ファイナルで自分たちがどのようなパフォーマンスをするのかを話し合って準備して万全の状態で臨めるようにしたい。

戸上隼輔(琉球アスティーダ)のコメント


写真:戸上隼輔(琉球アスティーダ)/提供:©T.LEAGUE

今季総括

前半戦でMVPを獲ることができて、自信になりましたし、エースと呼ばれる存在になれたことは嬉しく思っている。

試合に負けたときは、周りのメンバーに支えていただいたり、アドバイスをもらったりした。そういう点では負けてもまた次やり直そうという気持ちになれました。琉球アスティーダは、チーム力が一番強いと思っている。

ファイナルに向けての課題

試合の中でまだまだ簡単なミスが多いので、レシーブのミスをまずは減らしたい。ファイナルでは緊張した場面が来るので、いかに強気でミスを減らしていけるか。そこを考えて細かい技術を1つずつ見直していきたい。

今季のキーポイントとなった試合

負けた試合ですが、(11月18日の)水谷選手と(12月17日の)及川選手との試合は、僕にとって成長の糧となる試合だったと振り返って思う。

水谷選手にはファーストシーズンで3-2で勝っていた。でも、サードシーズンでは全く通用しない部分が多くて、自分の弱い部分を突かれて負けた。そこを振り返って練習できる時間があった。及川選手との試合は、終わった後いろんな人にアドバイスいただいて、練習する時間もあった。

非常に良い形で練習ができていたので自信もあった。自信があったから勝てた試合もたくさんあったので、負けた試合を落ち込まずに糧にできたのがMVP獲れた理由だと思います。

T.T彩たま 3-1 琉球アスティーダ

〇曽根翔/篠塚大登 2-0 吉村和弘/木造勇人
11-10/11-6

〇神巧也 3-0 宇田幸矢
11-7/11-6/11-4

松平健太 1-3 〇吉村真晴
8-11/11-8/10-11/10-11

〇英田理志 3-0 戸上隼輔
11-10/11-7/11-8

戸上隼輔インタビュー


写真:戸上隼輔/撮影:伊藤圭

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吉村真晴インタビュー


写真:吉村真晴/撮影:伊藤圭

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