文:ラリーズ編集部
<卓球・ノジマTリーグ2020-2021シーズン プレーオフファイナル 2月26日 アリーナ立川立飛>
卓球Tリーグサードシーズンの年間王者を決めるプレーオフファイナルが行われ、琉球アスティーダが木下マイスター東京をマッチカウント3-0で下し、嬉しい初優勝を飾った。
試合後、シーズンMVPが発表され、琉球アスティーダの主将・吉村真晴が受賞した。また、ベストペア賞には、T.T彩たまの高校生コンビ曽根翔/篠塚大登ペアが輝いた。
シーズンMVP:吉村真晴(琉球アスティーダ)
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部
優勝チームより1名選出されるシーズンMVPには、琉球のキャプテンとしてチームを牽引した吉村が受賞した。
レギュラーシーズンではチーム最多となるシングルス14勝を挙げ、ファイナルにおいても、2-0で迎えた第3マッチで、チームの優勝を決める勝利を収めて勝負強さを発揮したことが評価された。吉村には賞金として100万円が贈呈された。
写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)が優勝シャーレを掲げた/撮影:ラリーズ編集部
吉村はMVP受賞に関して、「まあ俺だろうなと思ってましたけど(笑)」と冗談めかしながらも「現金100万円と言われた時に『現金ですか!?』と星野理事長に聞いてしまった。それぐらいびっくりしました。何に使おうかなぁ~と。シーズンを通して自分の仕事ができましたし、戸上、宇田も色んな選手も頑張ってくれましたけど、今回はキャプテンの僕がしっかりもらっておきます」と喜びを語った。
ちなみに賞金の使い道については「どうせ後輩たちに『100万円でメシ行くでしょ』と言われると思う。それでいくらか無くなって、あとは沖縄に行って、リラックスしながら次に向けてできる限り使っていきたいですね」と笑顔を見せた。
ベストペア:曽根翔/篠塚大登(T.T彩たま)
写真:篠塚大登(左)、曽根翔ペア(T.T彩たま)/提供:©T.LEAGUE
ベストペア賞に輝いたのは曽根/篠塚の愛工大名電高ペアだ。
リーグ最多の13試合でペアを組み、リーグトップとなる10勝の活躍を見せたことが評価された。特に2月9日の勝利で連敗ストップに貢献すると、2月はそのまま負けなしの6連勝。快進撃でシーズンを終えた若武者コンビには賞品として東京ばな奈1年分が贈呈された。
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「兄・真晴、弟・和弘ともプロ卓球選手として世界を舞台に戦っています。兄弟で日本卓球界の発展に貢献していきたいです」。
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