文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 9月18日 木下マイスター東京vs岡山リベッツ 大分県杵築市文化体育館>
卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンは18日、男子の木下マイスター東京が岡山リベッツをマッチカウント4-0で下し、勝ち点4を獲得。開幕2試合を終えて2勝0敗と首位をキープした。
大島祐哉が2試合連続2点取り 吉田は移籍後初勝利
木下マイスター東京は、第1マッチのダブルスに大島祐哉/松島輝空ペアを起用。森薗政崇/町飛鳥ペア(岡山リベッツ)と接戦になるも、14歳の松島もしっかりと食らいつき、2-0で勝利した。
第2マッチでは岡山リベッツから移籍した吉田雅己(木下マイスター東京)が、龍崎東寅(岡山リベッツ)とのフルゲームの激戦を制し、木下での初勝利をあげた。吉田は試合後「なかなか厳しい試合だったんですけど、すごく勝ちたいという気持ちで臨んだので気持ちで勝てたと思います」と振り返った。
第3マッチでは、ダブルスを組み2017年世界卓球デュッセルドルフ大会で銀メダルを獲得した大島と森薗の“元相方”対決に。開幕戦で木造勇人、宇田幸矢(琉球アスティーダ)を下し、好調をキープする大島が、2021年世界卓球代表に内定している森薗に3-1で勝利し、木下の開幕2連勝を決めた。
大島は、第4ゲームの10-10の場面ではタイムアウトを取り、ベンチの水谷隼(木下マイスター東京)のアドバイスも受け、直後にサービスエースで試合を決めた。11-10のデュース3つを制した大島の勝負強さが光った。
これで大島はシングルス3勝0敗(ビクトリーマッチ1勝含む)、ダブルス1勝0敗と無敗を維持。水谷隼、張本智和の東京五輪代表が出場しない中で、木下マイスター東京を支えている。
木下マイスター東京 4-0 岡山リベッツ
〇大島祐哉/松島輝空 2-0 森薗政崇/町飛鳥
11-9/11-10
〇吉田雅己 3-2 龍崎東寅
9-11/11-10/11-7/9-11/11-9
〇大島祐哉 3-1 森薗政崇
11-10/8-11/11-10/11-10
〇及川瑞基 3-0 田添響
11-3/11-3/11-3
男子順位(9月18日時点)
1位 木下マイスター東京(2勝0敗 勝ち点7)
2位 岡山リベッツ(1勝1敗 勝ち点3)
3位 T.T彩たま(0勝1敗 勝ち点1)
4位 琉球アスティーダ(0勝1敗 勝ち点1)
大島祐哉インタビュー(2021年1月公開)
>第1話 「何かを捨てなきゃ無理」“努力の天才”大島祐哉、夢を夢で終わらせない目標達成の思考法
>>第2話 急成長の代償で五輪選考レース脱落 “抜け殻になった”大島祐哉が再び前を向いた理由
>>第3話 「僕にしかできない最高の形での恩返し」大島祐哉を掻き立てる“最後の目標”