写真:吉村真晴(琉球アスティーダ)/提供:T.LEAGUE/アフロスポーツ
大会報道 【Tリーグ】吉村真晴、殊勲の勝利「自分もオーケストラの一員になっていた」4連勝の琉球が3位浮上
2022.02.11
文:ラリーズ編集部
<ノジマTリーグ2021-2022シーズン 2月10日 和光市民文化センターサンアゼリア>
卓球ノジマTリーグ2021-2022シーズンでは10日に男子の試合が行われ、4位の琉球アスティーダと3位のT.T彩たまが対戦。勝ち星から遠ざかっていた吉村真晴(琉球アスティーダ)が丹羽孝希(T.T彩たま)との4番シングルスをゲームカウント3-1で制し、チームの勝利に貢献した。琉球はこれで4連勝とし、順位も3位に浮上した。
試合後、吉村が報道陣のオンライン会見に応じた。
吉村真晴 試合後コメント
負けが続いていた中で今日は勝てた。何か具体的に変えたことは?
全日本後、僕自身なかなか練習ができない時間があった。そして、全日本後初戦が沖縄で試合したTリーグのT.T彩たま戦。そのとき全日本後から初めてボールを打ち始めたんですけど、身体も全日本で使い果たした部分もあって、筋肉的にもだいぶ衰えていた。試合をしていない分、細かいところの調整ができないとかがあったんですけど、試合をして健太さんに負けて、松島に負けて、ハオシュアイに負けてしまって。
けど、その中で学ぶこともありましたし、自分自身昨日はトレーニングすることができたので、元の「吉村真晴」に近づいてきて、かなりいいパフォーマンスが今日はできたなと。そういったフィジカル的にだいぶ戻ってきたところがありますね。
チームは4連勝。勢いに乗ってきたように見えるが
今日は僕がやっと勝つことができましたけど、それ以前は新しく入った濵田だったりとか、宇田の頑張り。もちろん有延もそうですし、若手が頑張ってくれてなんとか勝つことができた。僕自身も今日やっと勝つことができてホッとしているんですけど。そういう苦しい中で、それぞれが自分の立ち場や責任感と戦ってくれてる。それがこういった連勝に繋がってるんじゃないかなと思ってます。
コンサートホールでの試合はどう感じたか
楽しかったですよ、めちゃめちゃ楽しかった。やっぱりいいですね、注目されてる感じがあって。横から見られるのってなかなかないんですけど、ライティングもすごい良かったし。まあ、ちょっと眩しい部分はあるんですけど。でも、コンサートホールだからなのかな?音の響きとか感触はすごい良くて、球も走った感覚はありましたし。自分の身体もリズムに乗っていい感じでフワフワいってました(笑)
なんか、自分もオーケストラの一員になってました(笑)
琉球アスティーダ 3-1 T.T彩たま
〇有延大夢/宇田幸矢 2-1 篠塚大登/曽根翔
11-5/7-11/15-13
濵田一輝 1-3 上田仁〇
11-10/6-11/5-11/7-11
〇宇田幸矢 3-0 松平健太
11-9/11-7/11-7
〇吉村真晴 3-1 丹羽孝希
11-8/11-7/2-11/11-5
男子順位(2月11日時点)
1位 木下マイスター東京(12勝3敗 勝ち点39)
2位 岡山リベッツ(7勝9敗 勝ち点25)
3位 琉球アスティーダ(6勝10敗 勝ち点23)
4位 T.T彩たま(5勝8敗 勝ち点20)