文:ラリーズ編集部
17日、Tリーグプレーオフファイナル男子の試合後、チームを初代王者に導き、MVPも受賞した木下マイスター東京の水谷隼が記者会見に登場。試合後の感想を述べた。
マッチカウント3−1で勝利したファイナルの試合については「ダブルスは取れなくて残念だったが、ダブルスは負けるのは想定内、勝ったらラッキーと思っていた。また、2番に侯を置くオーダーは懸けでもあった。0-2で回ってくることも想定して準備していたが、候が勝ってまた木下に流れが来た。シングルスは3-0で勝ててよかった。イ・サンスとは相性がよく自信はすごくあった。YGサーブとバックへのロングサーブがよく効き、それが勝因」と試合を振り返った。
優勝という結果については「木下は個の力が強いのでシングルスでも3点取る力がある。その力を出し切れてよかった。(昨年)10月24日の開幕戦で(優勝チームに与えられる)シャーレを獲ると決めていたので、今はホッとしている」と安堵の表情を浮かべた。
世界一の卓球リーグを目指してスタートしたTリーグについて、選手目線での改善点を聞かれると「チーム数を増やすこと。最低6チーム。できれば8チームは欲しい」とコメント。地方の会場での観客数が少ない試合があったことについては「たとえ地方で観客が少なくても、来てくれているファンを大切にしたい」と応援してくれるファンへの思いを語った。
Tリーグプレーオフファイナル男子 スコア詳細
KM東京 3-1 岡山
水谷隼/大島祐哉 1-2 ○上田仁/森薗政崇
11-9/7-11/9-11
○侯英超 3-1 吉村和弘
12-10/7-11/11-5/14-12
○水谷隼 3-0 イ サンス
11-9/11-8/11-8
○張本智和 3-1 森薗政崇
11-4/9-11/12-10/11-9