大会報道 【卓球・Tリーグ】「東京の5000人より沖縄の4000人」両国開幕戦の裏側で琉球アスティーダが仕掛けた沖縄活性策とは
2018.10.26
*写真はTリーグ・琉球アスティーダの早川周作球団社長(右)
24日、卓球・Tリーグの琉球アスティーダはバスケットボール・Bリーグ琉球ゴールデンキングス-大阪エヴェッサ戦(沖縄市体育館)の冠スポンサーとして沖縄のバスケットボールファンにTリーグと卓球の魅力をPRした。
アリーナ内ビジョン、装飾、ブース展開などの仕掛けで集まった約4,000人の観客にTリーグと琉球アスティーダの魅力を発信した。
特に注目が集まったのはハーフタイムショーだ。Tリーグに出場する有延大夢と実業団所属で地元出身の花木誠弥による迫力あるラリーに地元のバスケットボールファンも地鳴りのような大歓声が沸き起こった。
同時刻に両国国技館でTリーグ男子開幕戦で華やかな演出が行われ、Tリーグ球団関係者は東京に集まっていた。そんな中、あえて世紀の瞬間に立ち会わずに地元沖縄に残った理由について、琉球アスティーダスポーツクラブの早川周作社長は「東京の5,000人より沖縄の4,000人。私の持論はプロスポーツリーグは地方で盛り上がらないと成功はない。やれる事、やるべき事を日々、積み重ねスポーツを通じて沖縄に貢献、地方創生を!」とコメントした。
琉球アスティーダはTリーグ参戦チームの中で唯一日本実業団リーグにも加盟し連携を図るほか、直営で卓球ダイニング「バルコラボtakkyuバル」を展開するなど、プロ選手からライトファンまで裾野を広げる独自の取り組みを進めている。
琉球アスティーダのTリーグ初戦は26日19時からの岡山リベッツ戦(名古屋・武田テバオーシャンアリーナ)となる。