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公開日 2018.12.10

【卓球・Tリーグ】丹羽、エース対決を制す 琉球は一気に2位に浮上<12/10 琉球 vs T.T彩たま>

写真:丹羽孝希(琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

*写真:丹羽孝希琉球アスティーダ)/撮影:ラリーズ編集部

<Tプレミアリーグ2018/19シーズン 12月10日(月)アリーナ立川立飛>

12月10日、ノジマTリーグの試合が行われ、琉球アスティーダ(以下、琉球)とT.T彩たまが対戦した。ともに勝ち点12で3位と4位にとどまっていた両チームの戦いは、琉球に軍配があがる結果に。勝ち点を15とした琉球が勝ち点14の岡山リベッツを抜き去り、2位に浮上した。ここから勝ち点29と独走する木下マイスター東京に待ったをかけられるのか。次戦は12月22日に、T.T彩たまと岡山リベッツの対戦が春日部ウイングにて行われる。

琉球アスティーダ vs T.T彩たま 各マッチの解説

1番:丹羽孝希/有延大夢 0-2 チョン・ヨンシク/平野友樹

流れを作る1番ダブルスには、琉球は丹羽/有延ペアを、T.T彩たまはチョン/平野ペアをそれぞれ起用した。第1ゲームを制したのはチョン/平野ペアだった。中盤までは丹羽の巧みなプレーにリードを許すも、中盤からじわじわと追い上げる。途中のダイナミックなラリーを得点に結びつけ、彩たまペアが11-7で取得した。

第2ゲームも4-1と彩たまペアがリードを広げたところで、琉球ペアがタイムアウト。しかし、タイムアウトの時間を有効に使ったのはT.T彩たまペアだったか。坂本監督のアドバイスを受けたチョン/平野ペアはそこから更に5点連取。そのままの勢いでストレート勝ちを決めた。

平野は「(チョンヨンシクが)全体的にすごくチャンスメイクをしてくれるので、決めやすいボールが来る。今日はそれが完璧だったのかなと思います」と勝因を振り返った。

坂本監督のアドバイスを受ける平野友樹とチョンヨンシク(T.T彩たま)

坂本監督のアドバイスを受ける平野友樹とチョンヨンシク(T.T彩たま)

2番:陳建安 3-1 吉村真晴

流れを引き戻したい琉球の2番は陳。彩たまを引っ張る吉村が迎え撃つというカードになった。

第1ゲームは、序盤のリードを守りきった吉村が取得。続く第2ゲームは反対に陳のペースになり、あっという間にゲームカウントは1-1のイーブンに戻された。

勝負を分けた3ゲーム目を制したのは陳だった。精度の高いサービスと攻撃の連携プレーで得点するとともに、堅い守りで吉村のミスを誘うプレーも見せ、11-6と勝利に王手をかけた。続く第4ゲームも、サービスから主導権を握った陳がリズムを掴み、リオ団体メダリストの吉村を退けた。これでチームマッチは1-1となった。

陳建安(琉球アスティーダ)

陳建安(琉球アスティーダ)

さらに、ハーフタイムにはY4GYMから人気ユーチューバーの「ぷろたん」を含む筋骨隆々の5人衆が登場した。自慢の肉体美を思う存分披露し、会場を盛り上げた。

Y4GYMから人気ユーチューバーの「ぷろたん」を含む筋骨隆々の5人衆

3番:荘智淵 3-1 岸川聖也

1-1で迎えた大事な3番は、琉球・荘とT.T彩たま・岸川のベテラン同士の対決に。バックハンドを武器にする両者のハイレベルなラリー戦になった。

第1ゲームの主導権を握ったのは岸川。バックハンドを主軸にしながらも、要所ではフォアハンドのカウンターを見せ、荘に的を絞らせないプレーで先制した。

第2ゲームは一転し、バック対バックの展開に慣れてきた荘が回り込みフォアハンドに勝機を見定め、ラリーを制し始める。安定志向の二人ならではの長いラリーが多く見られたが、点数は荘に積み重なり、11-6で荘が奪い返した。

お互いの戦術がぶつかりあった第3ゲームは9-9とどっちに転んでもおかしくない接戦になるが、勝負どころで回り込んでフォアドライブを放った荘が11-9で粘り勝ち。第4ゲームもその流れを守りきり、荘がゲームカウント3-1で勝利を飾った。

荘智淵(琉球アスティーダ)

荘智淵(琉球アスティーダ)

4番:丹羽孝希 3-2 チョン・ヨンシク

勝利に大手をかけた琉球の4番手の大役を担うことになったのはエース丹羽孝希。対する彩たまもエースの役割を果たしているチョン。Tリーグ屈指のビッグカードになった。

チョンヨンシク(T.T彩たま・手前)と丹羽孝希(琉球アスティーダ・奥)

チョンヨンシク(T.T彩たま・手前)と丹羽孝希(琉球アスティーダ・奥)

勝負どころ9-8リードの場面で得意技のカウンタードライブを放ち、丹羽がペースを掴むと第1ゲーム、第2ゲームを連取した。特に丹羽のフォアハンドでの得点シーンが多くあったため、チョンはバックにボールを集めようとしたが、丹羽が狙いを定めて的確に回り込む素晴らしい対応を見せた。

第3ゲームから徐々にチョンが調子を取り戻し始める。丹羽のカウンターにカウンターを決めるなど世界トップクラスの技を披露しながらデュースをものにし、反撃の狼煙をあげた。

第4ゲーム1-1の場面でのスーパーラリーを制したチョンが勢いに乗り、丹羽のボールに対して次々とブロックを決め始める。リズムを掴んだチョンは攻撃でも得点を重ね、ついに勝負をフルゲームに持ち込んだ。

6-6から始まる第5ゲームの短期決戦のスタートダッシュを切ったのは丹羽。サーブレシーブで先手を取り、4点連取でリードを広げた。ここから2ポイントの失点を許した丹羽だったが最後はドライブを決めきり、琉球に勝ち星をもたらした。

丹羽は勝利後のインタビューで「(ゲームカウント)2-2になったときは苦しかったのですが、皆さんの応援のおかげで勝つことができました」とファンへの感謝の気持ちを述べた。さらに、「これでシングルス6連勝なので、すごく自信になりました」と嬉しさを滲ませた。

これで琉球が2位に浮上し、トップの木下を追いかける形になった。敗れた彩たまの坂本監督は「ダブルスを取ったら有利なはずだが、この数試合ではシングルスを1点しかとっていない。(チョン)ヨンシクも慣れられてきていて、次の一手が打てていない。個々のレベルを上げないといけない」と敗戦を振り返った。

丹羽とチョンのスーパーラリーはコチラ

◯琉球 3-1 T.T彩たま

丹羽孝希/有延大夢 0-2 ◯チョンヨンシク/平野友樹
7-11/2-11

◯陳建安 3-1 吉村真晴
7-11/11-5/11-6/11-6

◯荘智淵 3-1 岸川聖也
6-11/11-6/11-9/11-8

◯丹羽孝希 3-2 チョンヨンシク
11-8/11-8/13-15/8-11/11-8

文:ラリーズ編集部

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