【Tリーグ】2ndシーズンのチケット価格が公表 プロ野球やJリーグとの違いをチェック | 卓球メディア|Rallys(ラリーズ)

写真:石川佳純(木下アビエル神奈川)/撮影:ラリーズ編集部

大会報道 【Tリーグ】2ndシーズンのチケット価格が公表 プロ野球やJリーグとの違いをチェック

2019.07.15

文:石丸眼鏡

6月27日から、卓球Tリーグ2019-2020シーズンの開幕戦を含む8月〜10月のチケットの販売が開始されている。Tリーグ公式サイトでは、各試合のチケット価格が公表されている。

そこで今回は、チケット価格にスポットをあて、Tリーグと海外卓球リーグ及び日本国内他スポーツとの比較を行った。

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Tリーグのチケット価格

今期のTリーグは、試合カードや試合会場に応じて設定された料金パターンに応じて価格が決定される仕組みだ。

今回は8月末に開催される男子・女子それぞれの今シーズン開幕戦の価格を確認する。開幕カードは料金パターンA①、最も高い価格設定の試合だ。

8/29 男子開幕戦 木下マイスター東京対岡山リベッツ
8/30 女子開幕戦 日本生命レッドエルフ対木下アビエル神奈川

チケット料金

会場見取り図


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他国卓球リーグとの比較

超級リーグ(中国)

中国のプロ団体である超級リーグ。中国代表クラスの選手も所属する世界最高とも言われるリーグである。

樊振東(ファンジェンドン・7月度世界ランキング3位)・馬龍(マロン・同5位)、女子では陳夢(チェンムン・同1位)・丁寧(ディンニン・同3位)など有名選手も多数所属している。

チケット価格は通常のシーズンのリーグ戦では80元〜300元程度、日本円で1280円〜4800円程度(1元16円とする)であることが一般的だ(昨年度の価格を参考)。

ブンデスリーグ(ドイツ)

ブンデスリーグはドイツのプロ卓球リーグである。自国ドイツやヨーロッパ圏内の選手を中心に各国のトップ選手が在籍するリーグだ。

ドイツの皇帝ティモ・ボル(同8位)、韓国オープンで樊振東を下し準決勝まで勝ち上がったフランチスカ(同17位・ドイツ)など地元のスター選手が多数所属、さらに南米の天才カルデラノ(同7位・ブラジル)など期待の若手も在籍している。水谷隼、森薗政崇ら日本人選手の所属も多く例があり、卓球ファンにとっては馴染みの深いリーグでもある。

チケット価格は10ユーロ〜53ユーロ、日本円で1200円〜6360円(1ユーロ120円とする)ほどだ。(昨年度の価格を参考)。

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他スポーツリーグとの比較

ここからはプロ野球、Jリーグ 、Bリーグを例として国内プロスポーツのチケット価格をみていこう。

プロ野球

<7/17 横浜DeNAベイスターズ対広島東洋カープ>

Jリーグ(サッカー)

<7/20 ジュビロ磐田対浦和レッズ>

Bリーグ(バスケットボール)

<9/14 Bリーグアーリーカップ2019関東(セントラル形式の試合)>

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比較結果のまとめ

Tリーグ:¥1,500〜17,300
超級リーグ:¥1,280〜4,800
ブンデスリーグ:¥1,200〜6,360
プロ野球:¥2,100〜8,200
Jリーグ:¥2,500〜7,000
Bリーグ:¥1,500〜13,000

以上が、国内主要プロスポーツと海外プロ卓球リーグの価格だ。主催チームや試合日によって価格は前後するものの、おおよその価格の相場感が伝わっただろうか。

結果的に、Tリーグの価格は今回の比較の中ではやや高い傾向がみられたが、記念すべき2ndシーズン開幕戦。すでに完売している人気席もある。さらに、Tリーグも価格パターンは複数存在し、パターンAでない試合の場合は、上記価格よりさらに安い価格でチケットを入手することも可能だ。

観戦しに行ってみたい対戦カードのスケジュールをチェックして、Tリーグ公式サイトから価格をチェックしてみるといいだろう。席種も多様で、様々な角度から卓球観戦を楽しめるのも魅力だ。

2年目を迎えるTリーグ、さらに集客を伸ばすことはできるか。ハイレベルな試合は勿論、会場でのイベントや運営の進化にも注目だ。

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